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天文機材関連

CP+ 2015

昨年は大雪直撃で行くのを断念したCP+。今年は各メーカーとも興味深い新製品を多数発表したタイミングということもあり、この土曜日に久々に行ってきました。前回行ったのが2012年ですから3年ぶりです。 ここ数年の人出から考えてかなり混みそうな予感がした…

新システム(?)稼働

今年の春に購入したミニボーグ60EDはガイド鏡としてのみならず、撮影鏡としてもちょいちょい使用しているのですが、この時のガイドにはこちらの写真にもあるように、昔からの装備である口径6cm、焦点距離540mmの屈折を使い、マルチプレートで同架していまし…

AP赤道儀発表

http://vixen.co.jp/product/at/ap/index.htm 以前から各所で試作機が展示されていたビクセンの新型赤道儀がついに発表になりました。GP2が生産終了となったタイミングの上、シリーズの正式名称が「Advanced Polaris」なのでGP2(Great Polaris 2)の後継と…

望遠鏡の運搬手段

この夏は恐ろしく不順な天候だった上、少々問題が発生してすっかりご無沙汰になってしまいました。 というのも、昨年まではウチの目の前には都心にしてはかなり広い駐車場があり、望遠鏡はそこに展開していたのですが…ここにきてとうとう、土地が切り売りさ…

GP2赤道儀生産終了

http://www.vixen.co.jp/corporate/info/2014/140529a.htm ビクセンの入門用赤道儀GP2が、ついに生産終了とのこと。今年のCP+で「新型赤道儀」の試作品が展示された時点で予想はしていましたが、とうとう来るべきものが来たか、という感じです。原形であるGP…

新々ガイドシステム試運転

以前構築した新ガイドシステム。ミニボーグ60EDをガイド鏡に、コバンザメ方式でEdgeHD800に同架する形ですが、まだ微妙に流れている雰囲気がありました。そこで、完璧を期すためにガイド鏡の固定方法を強化することに。 K-ASTEC製の鏡筒バンドです。これまで…

新ガイドシステム試運転

ここまでできたら後は試すだけ。早速持ち出して試運転をしてみました。今回は、上記のように機材構成を変えるとともに、オートガイダーとしてASI120MMを初投入しています。ドライバのセットアップや接続方法は説明書の「WDM driver + ASICamera ST4 telescop…

ガイドシステム仮組

さて、ガイド鏡も新しくなったところで、ガイドシステムを仮組してみます。絶対重量を軽減し、モーメントも低減させる組み方となればこれしかありません。 撮影鏡筒の下にガイド鏡をくっつける、いわゆる「コバンザメ方式」です。ドブテイルバーが大型なだけ…

禁断のボーグ沼

…というわけで、スターベースで買ってきてしまいました。ミニボーグ60EDです*1。 当然、鏡筒だけではピントが出ませんので、筒外焦点(100〜145mm)を考慮して【7757】M57ヘリコイドS(光路長19〜29mm)、【7604】M57/60延長筒L(光路長60mm)、【7602】M57/…

ガイドシステム再考

EdgeHD800での直焦点撮影ですが、ある程度覚悟はしていたものの、ドブテイルバーを強化したりなんだりしているうちにシステム全体の重量がかなり大きくなってしまいました。試しに手持ちの機材で並列同架のシステムを組み上げてみると、3.7kgのウェイト2個で…

EdgeHD800足元強化〜ドブテイルバー交換

以前ガイド撮影をした際、撮影鏡がズレ動いたと考えられる流れ方をしました。EdgeHD800は2000mmもの長焦点ですから、わずかなズレが命取り。かなり強固に鏡筒を固定する必要があります。これまではビクセン規格のドブテイルバー+「プレートホルダーSX」で鏡…

SX2赤道儀発売

ビクセンから、販売終了となったSX赤道儀の後継というべきSX2赤道儀が発売になりました。仕様の詳細は以下の比較表を参照のこと。形状は上位機種のSXD2とほぼ同じで、おそらく同じ金型を用いて作られているのだろうと思います。少しでも量産効果を効かせて価…

ガイド鏡に必要な焦点距離

春の銀河シーズンを前に、EdgeHD800で直焦点撮影を行う場合にガイド鏡に必要な焦点距離はどのくらいだろう?というのが改めて気になってきました。よく言われるのは「撮影鏡の1/2〜2/3程度が適当」というものですが、これをシュミットカセグレンをはじめとし…

EdgeHD800足元強化計画案

先日の直焦点撮影で、見事なまでに流れたEdgeHD 800。ガイド鏡の方に特に異常はなかったし、今までED103Sであんな流れ方をしたことはなかったので、原因が撮影鏡の方にあるのは明らかです。しかも、重力に負けるかのように、のけぞる方向にずれたことを考え…

EdgeHD800による直焦点撮影

昨夜は、この季節にしては珍しく風が穏やかだったので、「初撮り」とばかりにEdgeHD 800を持ち出して直焦点撮影のテストをやってみました。EdgeHD 800の焦点距離は2032mmと長く、しかもF10と暗くて比較的長時間の露出が必要なので、星を点像に写すためには極…

惑星撮影システム構築

先日購入した動画カメラ、ZW OpticalのASI120MMとASI120MCですが、これを望遠鏡に接続するにあたり、拡大光学系をどうするか、また2つのカメラの切り替えをどうするか、といった問題がありました。 拡大光学系については、まずなにより必要な拡大率を求める…

惑星撮影用動画カメラ

口径20cmクラスの望遠鏡を手に入れることを考えた時点でやってみたかったのが、すっかり主流になった動画カメラによる月や惑星の高解像度撮影。これをやるためには、やはりこのくらいの口径がないと明るさ的になかなかつらいです。そのためのカメラとしてこ…

EdgeHD 800セカンドライト

金曜の夜、久しぶりに晴れたのでEdgeHD 800を持ち出してみました*1。先日の強化以来、初の実戦投入になります。強化部分を中心に、感想をつらつらと書いてみたいと思います。 CoolEdge 副鏡を含め、鏡筒全体をすばやく温度順応をさせることができるという、S…

EdgeHD 800強化計画

先日導入したEdgeHD 800ですが、シュミットカセグレン系に共通の弱点として、光軸が狂いやすいこと、そして密閉型鏡筒ゆえ筒内気流が収まりにくいということがあります。また、どちらかといえば写真用途を志向しているにもかかわらず、ピントの微動装置がな…

Edge HD 800ファーストライト

13日の夜は晴れていたので、日暮れ頃からEdge HD 800を外に出して温度順応させた上で、まずは定番の月を狙ってみました。Edge HD 800の焦点距離は2032mm。カメラにK-5IIsを使うと、半月なら直焦点でギリギリ写野内に収まります。 ちなみに、フードは以前と同…

届きました

先日注文したEdge HD 800ですが、今日、無事に届きました。というわけで早速組み上げてみたのですが…いきなり、ファインダー脚を鏡筒に取り付けるためのネジが1本締まらない(届かない)というトラブルが。とりあえず、残るネジ1本でしっかり止まっているの…

20cmクラスの鏡筒

惑星状星雲や銀河、はたまた惑星など視直径の小さな対象を撮影・観察する上で、現在持っているもの(ED103S)より大口径かつ長焦点距離の筒が欲しいなとは、前々から思っていました。下の表は、現在国内で容易に入手可能な口径20cm前後の長焦点望遠鏡の一覧…

QHY製カメラ国内発売開始

http://www.syumitto.jp/SHOP/950415/list.html http://www.y-tomita.co.jp/ccd/qhyccd/qhyccd01.html Syumittoと天文ハウスTOMITAが国内代理店となって、QHY製のカメラの販売がスタート。特に注目はQHY5L-IIで、小型で高感度、お手軽な値段と三拍子そろって…

EF70-200mm F4L USM試写

準備が整ったところで、EF70-200mm F4L USMを装着したEOS KissX5を北アメリカ星雲に向けて撮ってみましたが…ここでまた別の問題発生。 2013年8月4日 Canon EF70-200mm F4L USM+EOS Kiss X5 SEO-SP3 SXP赤道儀 F5.6, ISO800, 露出120秒×32コマ ガイド鏡(D60…

(微妙に)新兵器投入

北アメリカ星雲や網状星雲を擁するはくちょう座が天頂に昇るようになってきて、いよいよ2月に購入したEF70-200mm F4L USMの出番…というところなのですが、小さな問題が発生しました。現在、メインの機材はED103S+60mmガイド鏡の組合せ。EF70-200mm F4L USM…

戦力増強中

SXP赤道儀に買い替えて「もう何も恐くない」とばかりに吹っ切れたのか、最近物欲が膨れ上がって困ります。「戦略的衝動買い」というか、「IYH」というか…。まぁ、ムダな買い物はしていないつもりですが。というわけで、今回仕入れたのはこちら。 スカイデジ…

SXP赤道儀の消費電力について

GW後半のこの2日ほど、SXP赤道儀をガッツリ使い込んでみたわけですが、SXD赤道儀と比べてかなり電気を食うような感じがします。こちらが使用しているのは大自工業のSG-1000という、12V, 7Ahのバッテリーですが、SXD赤道儀を使っていた時には一度もバッテリー…

SXG-HAL130三脚トラブル発生

昼間、機材の写真を撮っておこうかと思って望遠鏡の三脚(SXG-HAL130)を開いたところ、どこかから長いネジがポロッと落ちてきました。調べてみると、なんと三脚の開き止めを止めているナットが1つなくなっていました。 いつからなかったのかは分かりません…

SXP赤道儀レビュー 〜実使用編…の蛇足〜

前回の「実使用編」で例示した追尾状況の時に、理論上どんな星像になるのか、以前紹介した方法でシミュレートしてみました。シミュレートする上で必要な、現在の撮影システム関連の値は以下の通り。 オートガイダー(Lodestar)の撮像素子の画素サイズ:8.2μ…

SXP赤道儀レビュー 〜実使用編〜

昨夜は久しぶりにきれいに晴れたので、SXP赤道儀の試運転をしてみました。 設置自体はSXDとほとんど同様なので特に問題はなし。ただし、極軸望遠鏡を覗くために赤緯軸を回転させる場合、「スコープモード」に入る前、望遠鏡をホームポジションにする段階で操…