PHD2の日本語マニュアルを公開しています。こちらからどうぞ。

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天文関連

祝・星ナビ掲載!

なんと嬉しいことに! ついに今月号の星ナビに!! 掲載されました!!! ……って、写真入選とかじゃないのですけど(^^; 以前書いた、光害カットフィルターに関しての記事についてですね。hpn.hatenablog.com hpn.hatenablog.com 言及されていたのは、「都会…

天体カタログ覚え書き

先日、Twitter上でこんなやり取りがありました。 Trumpler 5 (Tr5) = Collinder 105 (Cr105)ですね。直接的な情報だとhttps://t.co/3jQEgLCmIKとかhttps://t.co/RcS3vqepWTとか。この手のマイナーなカタログの取っ掛かりとしては、例えばここなんかが参考に…

写っていた意外な天体

先日撮影したM59とM60の写真ですが、色々調べているうちに、ちょっと面白い天体が写っていることに気が付きました。 上の写真でマーカーを付けた天体ですが、一見ただの星のようにしか見えません。ところがこれ、なんと銀河なのです。 それぞれM59cO、M59-UC…

天体観測に赤いライトは最適か?

先日、あぷらなーとさんが電球色のLED照明を購入したことを話題にされていましたが、それで思い出したのがSky & Telescope誌の2016年6月号にあったRobert Dick氏の” Is Red Light Really Best?”という記事です。www.skyandtelescope.com これまで、天体観測…

PHD2マニュアル更新(v2.6.5対応)

大変遅くなりましたが、PHD2の日本語マニュアルをv2.6.5対応のものに更新しました。ダウンロードはこちらから。(PDF形式) 今バージョンの最大の変更点は、極軸設定機能が付け加わったこと。従来からある「ドリフトアライメントツール」に加え、極付近の星…

ZinioとSky & Telescope電子版

数年前から、天文関連の情報入手のためにアメリカの老舗天文雑誌「Sky & Telescope」の電子版を購読しています。月1000円近くかかる国内誌と比べ、29.95ドル/年という安さの上、内容はとても充実。電子版自体も、ウェブ上から各種デバイスでアクセス、閲覧が…

「ターコイズフリンジ」が見える仕組み

月食の時に見られた「ターコイズフリンジ」ですが、話題になっている一方で、これが見られる理由についてかなり不正確な情報も出回っているようです。そこでこれを含め、月食の時に見られる「色」についてざっくり解説してみようと思います。 なお、私自身は…

皆既月食

昨夜は2015年4月以来、約3年ぶりとなる皆既月食でした。もっとも、前回の2015年4月は悪天候で全く見られず、前々回の2014年10月8日も欠け始めの30〜40分ほどで厚い雲に阻まれ、皆既月食のハイライトである「赤い月」を見ることはできませんでした。自宅から…

月食の準備

いよいよ明後日に迫ってきた皆既月食ですが、これを迎え撃つべく機器の仮組みをしてみました。メインはED103S+SDフラットナーHD。これに無改造のEOS KissX5を組み合わせる予定です。実焦点距離は811mm、35mm判換算で約1300mmなので、月全体を収めるにはちょ…

植物の星座がない?

先日、Twitterでちょっと面白いツイートを見かけました。そういえば、この前の星空案内人の講座であった植物の星座は無いっていうのなんでなんですかね?— でるた (@sankakuzassou) 2017年10月17日……言われてみれば、たしかにその通りです。 植物単体の星座…

「ベツレヘムの星」の謎

(クリスマスネタということで、以前、旧サイトに載せていたコンテンツを一部修正して再掲します。この手の雑学、案外需要があるようなので……(^^;)みなさんは「ベツレヘムの星」ってご存知ですか?こう聞くと、たぶんかなり多くの人が「はて?」と首をかし…

ステライメージ7におけるフラット補正

最近、撮った写真のフラット補正にだいぶ気を遣うようになってきたのですが、そこでよく利用しているのが「ステライメージ7」から搭載されている「ガンマフラット」です。これは、ライトフレームとフラットフレームがきちっと合っていない場合に、フラットフ…

Sky&Telescope購読開始

以前からどうしようかとは思っていたのですが、アメリカの老舗天文雑誌「Sky&Telescope」の電子版を購読することにしました。 価格は29.95ドル/年…今のレートだと、日本円で3600円くらいでしょうか。「天文ガイド」が800〜1000円/月程度(冊子体、電子版とも…

LED普及の憂鬱―ノーベル物理学賞受賞は天文趣味にとどめを刺すか?

今年のノーベル物理学賞は、赤崎、天野、中村の三氏でした。研究内容はご存じ「青色発光ダイオード」。この発明によって、安価かつ高効率、低消費電力の照明が実現しました。今や白熱電球はもちろんのこと、蛍光灯すら駆逐する勢いで広まりつつあります。一…

皆既月食

昨夜の月食、ご覧になった方も多いと思いますが、ウチのあたりでは嫌がらせのごとく東の空が厚い雲に覆われ、、欠け始めの正味3〜40分ほどしかまともに観察できませんでした。赤い月もとうとう見られずじまい…どころか、月食終了後には雨までパラついてくる…

PHD2マニュアル その3

間がちょっと空いてしまいましたが、PHD2のマニュアルの続き、「詳細設定」についての章です。ある意味、PHD2最大のキモとなる部分です。

PHD2マニュアル その2

昨日の記事の続き。今回はPHD2のヴィジュアライゼーションツール(視覚化ツール)についての章です。

PHD2マニュアル その1

PHD2のマニュアルのPDF版を公開したわけですが、ブログのエントリとしても、その内容をこれから数日に分けて紹介していきたいと思います。というわけで、第1回目の今回は、序からPHD2の基本的な使い方までです。

PHD2マニュアル 日本語訳

天体のガイド撮影において、デファクトスタンダードともいえるツールがStark Labsの「PHD guiding」ですが、現在、その後継である「PHD2」が開発、公開され、さらなる改良がオープンソースで進められています。PHD2では、PHD guidingの使いやすさはそのまま…

アイソン彗星の光度予測

いよいよ、話題のアイソン彗星の近日点通過まであと20日を切りましたが、発見当初の「最大-13等」という予想はおろか、かなり悲観的な明るさになりそうなのが確定しつつあります。彗星が明るくなることを当て込んだ企画等も多数立ち上がっているようですが、…

Edge HD 800の使い勝手ほか

というわけで、まずは使ってみたわけですが、その感想を軽く。 まず、鏡筒の長さが短い上に重量が主鏡側に偏っているため、バランスが非常に取りづらいです。また、全体的に丸っこいため、油断していると架台に載せるときに転がり落ちてしまいそうです。とは…

アイソン彗星の光度予測

【11/10 追記】最新予測はこちら太陽最接近まであと50日ほどとなったアイソン彗星。こんな無茶な企画まで立ち上がる中、明るくなってくれないと困るわけですが…どうもなんかキナ臭い雰囲気が漂ってきています。Minor Planet Center(MPC)に報告されているデ…

アイソン彗星の光度予測

【11/10 追記】最新予測はこちら太陽への最接近まで100日を切ったアイソン彗星ですが、今年2月以降、明るさが伸び悩んでいました。6月から7月にかけて、地球から見て太陽の方向にあって観測できない状況が続いていましたが、8月に入って観測が行われるように…

冥王星に4番目の衛星発見!

http://www.astroarts.co.jp/news/2011/07/21pluto_moon/index-j.shtml カロンの他に衛星あったっけ?と思ったけど、よく考えたら2005年5月にニクスとヒドラが発見されてましたね。そして今回、それに続く4番目の衛星がハッブル宇宙望遠鏡によって発見された…

東日本大震災の影響による夜空の明るさの変化

http://www.kodan.jp/release110701/ 3月11日から数日後を境に、20時における夜空の明るさはそれ以前と比較して40%程度も下がっているとのこと。節電意識の高まりで不要なライトアップなどが消灯されたことが効いているんでしょう。天文ファン的には喜びたい…

宇宙滞在型ロボット開発を目指す「KIBO ROBOT PROJECT」サイトがオープン

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1106/01/news104.html 以前、月に二足歩行ロボットを送り込もうなんていう計画がありましたけど、これもどうにもスジが悪い感じが否めませんね。なぜ人型なのか、なぜ宇宙でなのか、っていうあたりがどうにも不明確…

「はやぶさ」後継機は2014年に打ち上げ 米は「OSIRIS-REx」でサンプルリターン目指す

http://www.astroarts.co.jp/news/2011/05/26hayabusa2/index-j.shtml 金星探査機「あかつき」の軌道投入に失敗したり、震災で活躍した「だいち」が電気系統の故障で運用停止するなど、少々沈滞ムードのあった日本の宇宙開発ですが、あの「はやぶさ」の後継…

土星の衛星タイタンに氷火山は存在しないか

http://www.astroarts.co.jp/news/2011/04/12ice_volcano/index-j.shtml これは不思議というか、意外な結果。タイタンは木星の衛星ガニメデに次ぐ大きさを持つ巨大衛星で、地球の1.6倍もある濃密な大気を持つのが特徴です。これだけの濃い大気、外部要因だけ…

筑波宇宙センターでの「きぼう」および「こうのとり」の運用管制再開

http://www.astroarts.co.jp/news/2011/03/23jaxa_operation/index-j.shtml 産総研にいる知人の話などを聞くに、筑波はあの地震で結構揺れたらしいので心配してたんですが、どうにか復旧にこぎつけたようです。特に「こうのとり」」に関しては、ISSへの貴重…

宇宙の膨張速度を決めるハッブル定数が従来より精確に

http://www.astroarts.co.jp/news/2011/03/15hubble_constant/index-j.shtml Ia型超新星の明るさを指標に求めたハッブル定数は73.8km/s/Mpcで、誤差3.3%とのこと。これまでは50〜100km/s/Mpcまで様々な値が提唱され、最近でも(70.5±1.3) km/s/Mpcとそれなり…