アニメ感想
映画「この世界の片隅に」などで有名な片渕須直監督の最新作、「つるばみ色のなぎ子たち」のパイロットフィルムが昨日公開となりました。 「枕草子が書かれた千年前の京都を舞台に、清少納言が生きた日々を描く」とのことで、片渕監督ならではの丁寧な時代考…
3か月間追いかけてきた「恋アス」も、ついに最終回を迎えました。この検証記事のシリーズも今回がラスト。第11話から引き続き、濃い天文ネタが満載ですが、気合を入れていきましょう。今回も長いです(^^; 「きら星チャレンジ」2日目の昼は勉強会からスタート…
さて、昨日に引き続き、第11話の後半戦です。前半パートを未読の方はこちらへどうぞ。 hpn.hatenablog.com 後半はいよいよみら達が小惑星探索に乗り出します。またしても天文ネタが山盛り満載なので、果たしてどれだけの分量になるか……。さっそく見ていきま…
いよいよ今回からは「きら星チャレンジ」。最終回に向けて一気に盛り上がってきました。モロに天文関連のイベントだけに、ネタは盛りだくさん。それだけに、一般にはあまりなじみのない用語なども頻発してましたので、そのあたりを含めて検証、解説していき…
新入部員2人が加わりスタートした新生地学部、今回は1年生の加入から新歓、そして夏の「きら星チャレンジ」まで一気に駆け抜ける回でした。ちょうど1年前(第2話)、みら達がもてなされる側だった新歓バーベキューを、もてなす側として追いかけることになる…
春は別れの季節。今回はそんな情景を描いた回でした。特に「面倒見のいいお姉さん」といった感じだったモンロー先輩が、こんなに部活をちゃんと楽しめていたんだ、と改めて気づくシーンには涙。登場人物、みんな不器用すぎだろ(泣 さて、今回は別れにスポッ…
桜先輩の問題を扱った第4話~第5話の頃から心理描写が目立っていた本作ですが、今回は実にエモい回でした。元気に突っ走るけど、ときに周りが見えなくなりがちなみら、遠慮がちで困ったことがあっても自分で飲み込んでしまうあお、小さなところに気が付き、…
「恋する小惑星」の第7話は、久々にガッツリ天文回でしたね。先輩2人が引退して、イノ先輩率いる新生地学部の第1歩。まずは地元の天体観望会からのスタートです。 さて、それでは今回もいつものように天文ネタを回収していきましょう。 地学部に、地元の子供…
「恋する小惑星」の第6話は、タイトル通り文化祭回。前半は文化祭に向けての準備、後半は文化祭本番でした。 桜先輩の悩みは前回まででおおよそ解消されたようで、吹っ切れたような眩しい笑顔が印象的。後半では新キャラが顔見せ程度に出てくる一方、先輩た…
「恋する小惑星」の第5話、「夢や目標がない」という桜先輩にスポットが当たる話でした。これ、自分も含めて結構刺さる人が多いエピソードだったのじゃないかと思います。 桜先輩はきっと小さい頃から利発で大人びた子で、自分が決して才能に恵まれているわ…
「恋する小惑星」の第4話は「合宿回」ということで、キャッキャウフフで終始するのかと思いきや、それぞれが自分の夢を再確認する大事な回でした。夢や目標を見つけられないでいる桜先輩の焦りや諦めがほの見えていたり、先生の高校生へ向ける優しい目線など…
今回は昼間の日常回ということで、さすがに天文ネタはほとんどなしでした。 星が写っているカット自体、テスト前にあおがベランダから眺めていた空*1と、いの先輩が桜先輩と電話でお話ししているときに窓から見えていた空*2くらい。星の位置の描写が正確なの…
先日書いた「恋する小惑星」の検証記事、普段こちらのブログに訪れないような一般の方にもなんか妙に評判が良かったので*1、調子に乗って今回も天文パートに限って軽く見ていってみましょう。 まずはセッティングを始めたこの場面。 この日は観測会。前回の…
先日から放送が始まった「恋する小惑星」。 koiastv.com 一般に「女の子同士のきゃっきゃうふふ」が定番のきららアニメとはいえ、アストロアーツやビクセン、国立天文台などが協力していて、かなりガチな内容になっているとの事前情報があって、期待していた…
最注目作の「氷菓」を除いて、おおむね各番組とも2〜3話あたりまで進んで様子が分かってきたので、簡単に感想めいたものを。順番は割と適当。 緋色の欠片 原作未プレイ。いわゆる「乙女ゲー」原作のアニメで、カテゴリーとしては「薄桜鬼」などと同じジャン…
おおむね、各番組とも2〜3話あたりまで進んで様子が分かってきたので、簡単に感想めいたものを。
ぼつぼつ1月開始のアニメの第1話が放送され始めましたので、以下、第1話終了時点での感想を簡単に。個人的には、今のところ、大きなハズレはない感じかな? IS<インフィニット・ストラトス> 開始早々の派手なロボットバトルは、十分に目を引くだけのものが…
週末を使って、各々最終回まで片付けましたので、遅ればせながら簡単に感想をば。 Angel Beats! Keyの麻枝氏がアニメに進出ということで放送前から話題になっていた作品ですが、見終わってからの個人的な評価としては「やりたいことは分かるけど、イマイチ残…
最近、時系列をわざと崩す作品が多いですが、混乱と当惑を招くだけで、上手く行ったためしはほとんどないような気が…。で、これもご多聞に漏れず、ツカミとしてはあまりいいデキではありませんね。こういう構成を取る理由としては、インパクトのある場面や世…
今期最後の新作かな?原作未読。キャラデザがちょっと独特で、放送前の段階ではどうかと思ったけれど、物語が始まってしまえばそれほど気にならず。ただ「間口の広さ」はツカミとしては結構重要なので、その点ではちょっと損をしているかも。 セリフ回しなど…
今期のアニメも、おおよそ第1話が一巡したところでしょうかね。というわけで、以下、第1話終了時点での感想を簡単に。
前回、発砲犯の人質となった転入者の妖怪「鈴」。過去の出来事から人間に憎しみを抱いており、生活相談事務所所長の秋名を拒絶…と、このあたりの流れは、ありがちではあるけれど結構よかったかと。いくら妖怪と人間が共存している街とはいえ、誰もが仲良くや…
おそらく第1話と同じく、短い原作を30分に引き伸ばしているのだろうけど…それが原因であろうギャグのテンポの悪さは相変わらず。パロディネタもずいぶん仕込んでいたけれど、1つ1つのギャグは爆笑するようなタイプのものではないので、一気に畳み掛けていか…
互いの想い人とくっつくために、共同戦線を張る竜児と大河。が、始終一緒にいるために付き合っているものと誤解され…という展開は、これもまたありがちな展開。が、ギャグ展開のテンポもよくて、なかなかよい感じ。それに、一見わがままなだけに見える大河が…