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天文機材関連

長時間・少枚数露出 vs 短時間・多数枚露出

火曜日夜に行った実験の続き、2つ目は冷却CMOSにおける撮影条件の検討です。 これまで本ブログでは、デジカメでの撮影について、淡いところまで写すという目的においては、短時間・多数枚露出よりも長時間・少枚数露出の方が有利であることを指摘してきまし…

光害カットフィルターの比較

昨夜は梅雨時らしからぬカラッとした快晴。夏至直前で夜が短い上、平日でしたが、月の出までの時間を使って2つほど実験をしてみました。まず今夜は、光害カットフィルターの比較からです。 先日、冷却カメラを買った際、実は併せて光害カットフィルターも購…

ZWO製冷却カメラに便利な小物

先日、ウチにこんなものが届きました。 アカツキ製作所の「平クロス型アイベル水平器」(PTh-40)です。900円前後だったでしょうか。 www.kod-level.co.jp で、さっそく作業。室内に転がってた安い充電専用USBケーブルを切断して…… ででん!!((c) あぷらな…

ASI2600MC Proの感度

CMOSカメラは通常のデジカメと同様、感度を自由に変えることができます。この感度を示す数字が「Gain」(ゲイン)と呼ばれるもので、数字が大きくなるほど感度が高くなります。 ただ、このゲイン、数字はあくまで機種ごとの相対値で、実際の感度がどの程度な…

ASI2600MC Pro試運転

金曜の夜、薄雲がありましたが多少の星が見えていたので、自宅前でASI2600MC Proの試運転を行いました。実戦でのN.I.N.A.の使い勝手の確認も兼ねています。 本気でガッツリ撮る気もないので、鏡筒は小型軽量なミニボーグ60EDで。光害カットフィルターについ…

イメージングソフトの選定

ASI2600MC ProのようなCMOSカメラを使っていくにあたって、イメージングソフトに何を使うかは大きな問題です。 一眼レフなどと違い、CMOSカメラの場合は本体に操作部分がほとんどありません。つまり、ソフトが唯一のインターフェイスになるわけで、この使い…

ZWO ASI2600MC Pro簡易レビュー

去る4月30日、前夜の撮影後に仮眠をとって起きてくると、宅急便が届いてました。この大きさはもしやっ……!! はい、昨年末に注文したものの、コロナ禍に巻き込まれて出荷が大幅に遅れていたZWOのASI2600MC ProとEOS-EFマウントアダプターII、そしてオマケのD…

迎撃・ATLAS彗星 & 赤道儀化AZ-GTi試運転

発見以来すさまじい勢いで増光し、本当に久々の大彗星になるかと注目のATLAS彗星(C/2019 Y4)。あまりの異常な勢いに、マイナス等級まで明るくなるのではと期待する傍ら、「コホーテク彗星(C/1979 E1)やオースチン彗星(C/1989 X1)みたいに増光に急ブレ…

ビクセン、セレストロン製品の取り扱い開始

https://www.vixen.co.jp/post/200312a/ 先日、ビクセンの公式Twitterで「セレストロン製品、間もなく再始動」とのアナウンスがありましたが、いよいよ3月16日から一部製品の取り扱いを開始するとのニュースリリースが出ました。 取扱品目ですが、鏡筒は「Ed…

思わぬお年玉

みなさま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 さて、新年早々ありがたいことに、元・天文少年である職場のボスから「もう使わないから」ということで、タカハシの製品をタダで譲っていただきました! はい、旧型のスカイパ…

今年も終わりです。

今年もあっという間に大晦日。皆様、今年1年、お付き合いいただきありがとうございました。 今年はようやく母の介護のペースもつかめて、ほぼ毎月撮影に行くことができました。2月に購入したNebukaBooster NB1フィルターの効果も絶大で、惑星状星雲や散光星…

レビュー記事をアップしました

えらく時間がかかってしまいましたが、ウェブサイトの方にAZ-GTiマウントおよびMAK127SPのレビューをそれぞれアップロードしました。MAK127SPについては、こちらで書けなかった実使用時の印象なども書かれていますので、ご笑覧ください。urbansky.sakura.ne.…

Sky-Watcher MAK127SP簡易レビュー(外観編)

先日、関東地方もようやく梅雨が明けましたが、今年の天気はとにかく酷かったですね。特に東京都心では65年ぶりの新記録となる「33日連続降水」を記録したとかで、とてもじゃないけど星を見たり撮ったりできる状況ではありませんでした。こうも天気が悪いと…

Sky-Watcherの新製品

Twitterの方ではすでに取り上げましたが、先月末、2020年のSky-Watcherのカタログ画像が海外の掲示板でリークされていました。stargazerslounge.com 新製品として注目されていたのは以下の4つです。 STRAQUEST & AZ-EQ AVANT用モータードライブ Evostar 72ED…

(遅ればせながら)AZ-GTi簡易レビュー

先日、撮影の合間に一般の人に望遠鏡を覗かせたのをきっかけに、改めて自動導入経緯台の必要性が痛感されるようになってきました。普段、自分が使うだけならK型経緯台でも大きな問題はないのですが、他人に見せるとなると自動で追尾してくれた方がなにかと楽…

SG-3500のバッテリー交換

現在、赤道儀の動力用電源としては大自工業のSG-3500LEDを使用しています。DC12V, 20Ahと十分な容量がある上に安価なので、使っている方も多いかと思います。 ところが先日、充電完了後に容量チェックをしてみると……フル充電になっていません。表示の意味と…

CP+ 2019

今年もCP+が2月28日からパシフィコ横浜で開催。というわけで、週末を待って行ってきました。例年通り、天文関連製品中心のレポートです。 ビクセン 今年で創業70周年を迎えるビクセン。ここ1年は、SXP2赤道儀やFL55SS、高性能補正レンズ類の発売などかなり精…

オフアキシスガイダーの調整

先日、何者かのスタンド攻撃で突如「生えてきた」IDASのNebula Booster NB1ですが、これをセレストロンのオフアキシスガイダーに組み込んでみました。 事前の予定はこんな感じ。 オフアキのカメラアダプター後方にあるTネジ(M42, P0.75)の後ろにボーグのM4…

エクステンダーPH発売

2017年、2018年とCP+で参考出品されながらも、なかなか製品として出てこなかったR200SS用の「エクステンダーPH」ですが、ついに2月27日、「エクステンダーPHキット」として発売されることがビクセンから発表されました。定価は68000円(税別)。実売価格は、…

自システムでのフィルター径の考察

先日、光害カットフィルターのスペックをまとめた際に、コメントで「IDASは、以降の新型フィルターではMFAを出さないようだ」という情報を頂きました。ここで言うMFAというのは、キヤノンのAPS-C機のマウント内部に設置するタイプのフィルターのことです。こ…

惑星撮影システム Ver.2019

先日、待ちに待っていたものがようやく届きました。光映舎のM48P0.75オス~M57P0.75オスの変換リング(型番2882505)です。光路長は5mm。年末年始を挟んだので納期はそれなりにかかりましたが、非常に丁寧なつくりで満足感があります。価格も4600円とリーズ…

光害カットフィルターのスペック一気比較

台湾の新興フィルターメーカーSTCが「Astro-Duoナローバンドフィルター」を国内販売して以降、同じようなコンセプトの光害カットフィルターが各社から出始めてきました。自分もこの手のフィルターには興味があるので、自分自身の情報整理も兼ねて、各社の公…

SX系バランスウェイトの改良

先のエントリではウェイトの固定力不足に泣かされたわけですが、原因が寒くてネジをしっかり締め込めなかったことにあるのは明らか。つまり、しっかり締め込めるネジに交換すればもうこんなことは起こらないはずです。というわけで、まずは現状を確認するこ…

Pierro Astro ADC MK3簡易レビュー

先日、うっかり気絶して海外サイトに注文したものが届きました。仏Pierro Astro社のADC MK3……大気分散補正用のいわゆる可変ウェッジプリズム(ADC, Atmospheric Dispersion Corrector)です。価格はおおよそ300ユーロ程度だったかと思います。 仕様としては…

現代ファインダー考

この三連休、晴れ間が広がったこともあって、惑星状星雲狙いで毎晩望遠鏡をスタンバイしていたのですが、結果的にはセッティング中に雲が全天に広がってしまい、一度も撮影にまで至ることが出来ませんでした。しかしその過程で、先日購入したSkyWatcherの9×5…

シュミットのセールに出撃

秋葉原に行くたびにちょいちょい立ち寄らせてもらっている天文ショップ「シュミット」さんですが、皆様ご存知の通り、11月に西落合へ移転とのこと。これに合わせて本日から「在庫品・展示品一掃セール」をやるとのことでしたので、入っていた仕事を早々に切…

SXP2赤道儀発表

昨日26日のことですが、ビクセンから新製品「SXP2赤道儀」が発表になりました。この春に「SXP赤道儀PFL」が突然終売になってから約半年、思った以上に早い新製品の登場です。発売は10月19日。www.vixen.co.jp SXP2赤道儀の概要 SXP2赤道儀の仕様等については…

ビクセンFL55SS発売

https://www.vixen.co.jp/post/180723a-2/昨日、ビクセンからフローライト採用のフォトビジュアル鏡筒「FL55SS」の発売が発表になりました。実際の発売は27日(金)から。専用フラットナー、レデューサーも同時発売です。この鏡筒は今年のCP+でも展示されて…

SXP赤道儀生産終了

【2018/4/14 11時追記】 社長のTwitterにより、後継機種の計画があることが明らかにされました。当面ラインナップに穴が開くとはいえ、極端に悲観的になる必要はなさそうです。以下の記事内容は幸いにも「杞憂」になりそうで、ひとまずは安心しました。 当社…

CP+ 2018

今年もCP+が3月1日からパシフィコ横浜で開催。というわけで、週末を待って行ってきました。例年通り、天文関連製品中心のレポートです。 ビクセン 昨年は「望遠鏡・双眼鏡ゾーン」ごと会場隅に追いやられていましたが、今年は会場真ん中の1等地。小さいなが…