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天文機材関連

CP+ 2018

今年もCP+が3月1日からパシフィコ横浜で開催。というわけで、週末を待って行ってきました。例年通り、天文関連製品中心のレポートです。 ビクセン 昨年は「望遠鏡・双眼鏡ゾーン」ごと会場隅に追いやられていましたが、今年は会場真ん中の1等地。小さいなが…

白色LED対応光害カットフィルター「LPS-D2」発売

以前、白色LEDと光害カットフィルターとの関係について、ちょっとしたエントリーを書きました。白色LEDは連続スペクトルで輝く上、最も光強度の強い波長470nm付近の光を既存の光害カットフィルターはカットしておらず、いずれ役に立たなくなってしまうのでは…

SkyWatcher ズームアイピース

昨日、シュミットさんに寄って、こんなものを買ってみました。SkyWatcherのズームアイピース 8-24mmです。実は、ミニボーグ60EDなどを時々鳥見用のフィールドスコープとしても使っているのですが、いちいちアイピースを差し替えるのが面倒なので、これを何と…

天文機材でも

そういえば、光学機器でも利き手や利き目の関係で使いづらいものがちらほらあります。*1 比較的よく知られたものとしてはカメラ。グリップやシャッターボタン、各種設定ボタン、ダイヤルの配置はほぼすべてが右利きが前提です。また、一眼レフのファインダー…

今年の買い物振り返り

いよいよ年末ということで、天文機材関連を中心に、今年のお買い物を簡単に振り返ってみようと思います。価格は購入時のもので、すべて税込です。今年はそんなに軍拡には走っていないはず……。 1月 ・WD Red 8TB (WD80EFZX)×3 \110,400 http://d.hatena.ne.jp…

AXJ赤道儀発売

旧聞に属しますが、CP+に出品され期待を集めていたビクセンの新赤道儀「AXJ赤道儀」が去る11月27日に発表され、30日から販売開始となりました。おおまかなスペックはこれまでCP+で公開されていたものと大体同じ*1。気になる価格は税抜70万円(税込75万6000円…

SLIK、電動雲台「ECH-630」を発表

http://www.slik.co.jp/news/ech-630_201710.html 三脚で有名なSLIKが、赤道儀機能を持った電動雲台「ECH-630」を発表しました。発売は11月10日。モノ自体は今年のCP+に出品されていたものです。同時に展示されていた2軸微動雲台「SMH-250」が5月に発売され…

ASI120MMの動作の謎

と、ここまでなら美しい結果なのですが、ASI120MMで同じ実験をやると、少々おかしなことになります。*1 この表はASI120MMで同様の実験を行った結果ですが、ASI290MMの場合と明らかな違いが見られます。それはHSの挙動で、16bit ONの場合も有効に働いているよ…

FireCaptureでのASI290MMの挙動

高速なデータ転送が可能で、その分データが大きくなりがちなASI290MM/MCを今後使っていくにあたり、ボトルネックが生じないか、とか、惑星の撮影に使っているFireCaptureの設定はどうするべきか、といった基本的な疑問が出てきました。そこで、ごく簡単な実…

予言の自己成就

そういえば、梅雨入り間近の6月頭、「欲しいものリスト」と称して当時欲しかったものをつらつらと並べたエントリを書いたことがありました。http://d.hatena.ne.jp/hp2/20170605で、今あらためて見返してみると……「BORG55FL+レデューサー7880セット」と「新…

ASI290MM/MCを選んだ理由

現在、ZWOからは様々なフォーマット、画素数のCMOSカメラが新旧入り乱れて大量に販売されていて、自分の目的に最適なカメラがどれかを見通すのがかなり難しくなっています。先の記事で、カメラの選び方についてコメントを頂いたこともあり、参考までに、今回…

秋のIYH祭り 第2弾

神保町でシートウォーマーを買った後は、そのままアキバ方面へ回遊。そして協栄産業で、今度こそ本当にIYHしてきました(^^;ZWOのASI290MMと同MCです。しめて税込98600円。しばらくは昼飯が松屋の牛めし一択になりそう……(T_T)手持ちのASI120MM/MCと入れ替える…

AXJ赤道儀発表間近?

今日、Twitterのタイムラインを見ていたら、ビクセンの社長さんがこんな意味深なツイートを。今夜は中秋の名月。まん丸お月様にはちょっと早いので、名月だけど満月ではないです。そんな名月の日に社内でこっそり撮影。早く発表したいなぁ。 pic.twitter.com…

収穫……あり?

昨日は台風一過ということで、朝から雲一つない青空!GPVの夜の予報がやや微妙なのと、翌日が平日という問題はありますが、週間予報によれば週末の新月期はまたぞろ天気が悪そうなので、いつもの公園に強行出撃してきました。鏡筒は前回のリベンジを兼ねて55…

……というわけで

55FL用のバーティノフマスクを買ってきました。モノは、シュミットで「Northern Cross」のブランドで販売されている「樹脂製バーティノフマスク 65-100mm」です。材質はアクリル製。税込でも864円なので、このクオリティのものが手に入ると考えれば、下手に…

「BORG55FL+レデューサー7880セット」で必要なピント位置精度について その2

前回の話題の続きです。「BORG55FL+レデューサー7880セット」を使う場合、±15〜20μm程度の合焦精度が必要ということが分かりました。では、撮影時のピント合わせの際、このくらいの範囲の違いを識別できるものでしょうか? そこで、「Maskulator」*1を使っ…

「BORG55FL+レデューサー7880セット」で必要なピント位置精度について

先日「BORG55FL+レデューサー7880セット」を初めて実際に使ってみたのですが、痛感したのはピント出しの難易度の高さでした。 普段、撮影時にはBackyardEOSを用い、星像のFWHM(Full Width at Half Maximum, 半値全幅)を参考にしてピントを合わせているの…

「BORG55FL+レデューサー7880セット」の感想

……というわけで、「BORG55FL+レデューサー7880セット」のレビューというか、実際に使ってみての感想などを簡単に。 良い点 なんといっても、やはりF3.6という明るさは魅力です。イプシロン光学系などの反射系と違って光軸の心配をしなくていいのもうれしい…

撮影に持参する機材とパッキング

先のエントリでちょっと重めの話をしたので、気分を変えて現時点での手持ち機材の紹介を改めてしておこうと思います。今回はとりあえず、普段近所の公園に出撃する際に持ち出している機材や道具の話。天体撮影をある程度本格的にやろうとしたとき、どのくら…

アルカスイス互換L型プレート

東京は曇りがちの天気がずっと続いています。見返してみると、6月頭に網状星雲を撮影して以来、丸々2か月以上、惑星を除きまともに撮影していません。こうなると「星欲」が「物欲」に転換されるのも仕方のないところで……はい、なんか増えましたorz買ったのは…

「SDレデューサーHDキット」レビュー その2 星像テスト

先にファーストインプレッションとして、外観と周辺減光を中心にビクセン「SDレデューサーHDキット」の簡易レビューをお届けしました。なかなか期待を持たせる結果でしたが、この時点では星像の確認ができていませんでしたので、最終判断は保留となっていま…

SDレデューサーHDキット ファーストインプレッション

7月14日に発売になったビクセンの「SDレデューサーHDキット」を早速入手しました。届いたばかりの上、天気が悪いので星像の確認はもう少し先になりそうですが、とりあえず入手時点での簡易レビューをお届けします。 外観 SDレデューサーHDキットには レデュ…

予想外

先日、「欲しいものリスト」と称して物欲ダダ漏れのエントリーを書きましたが、ここで挙げた「BORG55FL+レデューサー7880セット」、メーカーサイトを見ると相変わらずよく売れている模様。ブログでも55FLがかなりの勢いで動いている旨、記述があります。た…

ビクセンの新製品

昨日は体調が悪くてダウンしていたため気づくのが遅れたのですが、6月7日付でビクセンから新製品の発表がありました。今年のCP+で発表のあった「SDレデューサーHDキット」と、これら新補正レンズに対応した「SDシリーズ鏡筒」です。 SDレデューサーHDキット …

欲しいものリスト

関東の梅雨入りまでそろそろ秒読み段階。これからは星見もままならない日が続きそうなわけですが……こういう状況で物欲に走りがちになるのは、天文ファンの悲しい性(さが)といえるでしょう。 ……というわけで(?)物欲のはけ口として、現時点でのカメラ、天…

「CLS-CCD for EOS APS-C」実戦投入

東京の梅雨入りは例年6月第一週〜第二週といったあたり。そろそろ秒読み段階ですが、金曜夜には貴重な晴れ間が。月没が0時55分、天文薄明開始が2時40分と、暗夜は正味2時間ほどしかありませんが、次はいつ晴れるか分かりませんので、仕事が終わり次第、いつ…

SXG-HAL130三脚トラブル発生(1年ぶり3度目)

今夜は新月期とはいえGPVの予報が微妙だったので、公園まで出かけずに自宅玄関前でM3のリベンジをすることに。前回はガイドの調子も良くなかったので、そのあたりの原因究明もじっくりやるつもり……だったのですが。三脚を開いてみたら、開き止めが妙にグラグ…

K型経緯台実戦投入

先日購入したK型経緯台ですが、先に書いた通り、機材とアリミゾ側の押さえネジのノブが干渉しかねないという問題がありました。そこで、かねてからの計画通り、アルカスイス互換のクイックシュー&プレートを購入しました。買ったのは、セットで比較的安かっ…

K型微動マウント(K型経緯台) ファーストインプレッション

先日、「経緯台がほしい」と書きましたが、その後もいくつか情報などを集めつつ呻吟した結果…… こうなりました。 スコープテックで販売されている、3/8インチ仕様の「ミザールテック K型微動マウント」(K型経緯台)です。最近主流のフリーストップ経緯台に…

経緯台がほしい

昨年マンフロットの三脚を買って以来、これに10×42の双眼鏡やミニボーグ45ED、60EDを載せて、天体写真撮影の合間に「ちょい見」を楽しんでいます。しかし、それなりの頻度で実際に使い始めてみると、所詮は写真用。雲台の使い勝手に不満が出てきます。現在三…