今期のアニメも、おおよそ第1話が一巡したところでしょうかね。というわけで、以下、第1話終了時点での感想を簡単に。
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
放映前は、そのキャラデザや音楽をモチーフにしているらしい点で「『けいおん！』っぽい」との声も聞かれた作品ですが、始まってみるといやいやなかなか。世界の描き方としてはジブリっぽいですかね。とにかく作画、作劇ともに丁寧なつくりで好感が持てます。あとは、これが今後どう展開していくかですが…砦や町の中だけでまったりと進行させていくことも、軍隊という組織であることを生かしてシリアスな方向にも持っていくこともできそう。スタッフの力量が問われるところですね。文句なしに視聴継続。
バカとテストと召喚獣
原作未読。まぁ、所詮はギャグ。設定に色々無理があるのは突っ込むだけ野暮なので、何も言いません(^^; で、評価としては…恐れていたほどには悪くなかったかなという感じ。やたらとボロい教室とか、男の娘の無駄に丁寧な変身シーンとか、笑いのお約束は最低限押さえてましたし。とはいえ、設定に無茶がありすぎるのはどうしても引っかかりますし、TVゲーム風の演出も必然性を感じにくいなど、問題点もちらほら。もうちょっと様子を見てみますが、切ってしまうかもですね。
ひだまりスケッチ×☆☆☆
第3期目に突入の「ひだまりスケッチ」ですが、相変わらず安定感高いです。安心して見ていられますね。これはもう、問題なく視聴継続。
おおかみかくし
原作未プレイ。竜騎士07原作ということで予想はしていましたが…うん、見事に「ひぐらし」だ(^^; まぁ、「ひぐらし」自体は結構好きでしたし、このアニメ自体も特に引っかかるようなところはありませんでしたから、とりあえず視聴は継続しますが…できれば完全な「二番煎じ」でないことを期待したいところです(￣ｗ￣;ゞ
おまもりひまり
原作未読。これは…うん、お約束どおりのキャラに、お約束どおりの展開ですね。王道ではありますが、今のところ、お色気要素以外、特にこれという魅力が乏しいのは確か。というわけで、視聴は中止の方向で。しかし…猫アレルギーの主人公って、最近流行りなのか…？(^^;
デュラララ!!
原作未読。のっけから、把握する間もなく登場人物が次々出てきて、見ているこちらはオーバーフロー状態に。しかも、本当にただの顔見せだけで、現時点で個々の人物が何かのエピソードと絡んでいるわけでもないので、出てくるそばから忘れていく有様。次回、既出のキャラが出てきてもほとんど分からないだろうなぁ…(￣ｗ￣;ゞ と、この時点で完全に気力が萎えました。妙にストリート風を気取ったような描写も鼻につきますし…。というわけで、即刻視聴中止。この第1話、いわば物語の「部品」をただ並べて見せただけに終わっていて、これで視聴者に「次回もお楽しみに」というのは無理な話。「部品」によっぽどの魅力があるならともかく、普通、視聴者は「部品」を見たいわけじゃないんですから…。
ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド
原作未読。番組内番組が思った以上に良くできてて、一瞬チャンネルを間違えたかと思いました(^^; 前半はこの番組内番組に全部使われ、ちょっと冗長かなぁと思ったのですが、後半に入ってようやく動きが。ああ、こうしてみると、番組内番組を使って物語の舞台・背景を説明したのは悪くない手かも。下手に説明ゼリフを連ねられるよりは分かりやすいですし、吸血鬼が人と係わり合いを持つようになるのだという関係性も、吸血鬼がTV番組に出たことで明確になりますし。第1話はイントロで、本格的なストーリーの開始は第2話からですかね？主人公も魅力的ですし、視聴継続。唯一の気がかりは、地上波での修正の度合いですが…まぁ、どこかの聖乳アニメみたいなひどいことにはならないでしょう(^^;
