PHD2の日本語マニュアルを公開しています。こちらからどうぞ。

個人サイト「Starry Urban Sky」もよろしく。

「夜桜四重奏」#2「キミノナハ」

前回、発砲犯の人質となった転入者の妖怪「鈴」。過去の出来事から人間に憎しみを抱いており、生活相談事務所所長の秋名を拒絶…と、このあたりの流れは、ありがちではあるけれど結構よかったかと。いくら妖怪と人間が共存している街とはいえ、誰もが仲良くやっていけるわけではないでしょうし。
でも、その後がちょっと…。鈴の妖力が暴走したのは、別の妖怪(?)が取り憑いていたせいのようだけど、この妖怪を秋名が「チューニング」*1したというだけで、急転直下、鈴が秋名を信用してすんなり街の生活に溶け込んでしまうというのは、いくらなんでも無理がありすぎかと。まぁ、そういう重々しいテーマを取り上げていくようなタイプの作品ではないようなので、そもそも気にするのが間違いなのかもしれませんが…。

*1:どうでもいいけど、比泉家代々のお役目の割に横文字だとものすごい違和感が。素直に日本語で「調律」と読んだほうがはるかにいいような気が…。