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月食の準備

いよいよ明後日に迫ってきた皆既月食ですが、これを迎え撃つべく機器の仮組みをしてみました。

メインはED103S+SDフラットナーHD。これに無改造のEOS KissX5を組み合わせる予定です。実焦点距離は811mm、35mm判換算で約1300mmなので、月全体を収めるにはちょうどいいサイズです。

その横には、観望用にミニボーグ60ED。前々回の2014年10月の皆既月食時の経験からすると、道端に望遠鏡を展開しているとほぼ間違いなく近所の人や通りすがりの人が関心を持つはずなので、これで覗いてもらう予定。メイン鏡筒との視差はガイドマウントの微動で調整済みです。

当日はこのほか、K型経緯台に載せたミニボーグ45ED IIや、カメラ三脚に載せた双眼鏡(ニコン 10×42HG L DCF)に活躍してもらう予定。2014年の時は曇天にもかかわらず、なんだかんだでのべ20人近くが入れ代わり立ち代わりやってきて結構忙しかったのですが、これだけ機材をそろえれば、「プチ観望会」状態になってもなんとかさばけるでしょう。


あと残る心配は天気だけ。GPVの広域予報だと、月食の時間帯の関東は雲が薄そうですが……さて?