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23センチマクストフカセグレンによるガニメデ

http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap070824.html
木星の四大衛星の1つ、ガニメデを捉えた写真ですが、驚くべきはこの写真を撮った機材。これ、探査機の映像でもなければ天文台大望遠鏡で撮影したものでもなく、なんとわずか口径23cmの望遠鏡で撮影したもの!衛星表面の模様まで映っています。
撮影データを見ると、口径23cmのマクストフカセグレン式望遠鏡に3倍バーローレンズを組み合わせて焦点距離を伸ばした上で、赤いフィルターを装着し(おそらくコントラスト向上のため)、CCDで10000フレームの画像を取得。この10000枚の画像のうち、写りのよい409枚を選び出して処理をほどこし、最終的な画像を得たようです。それにしても、アマチュアが普通に持っている程度の機材でここまでの画像が得られるとは…いやはや、ほとんど信じがたいです(^^;