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望遠鏡の収納方法

天体望遠鏡を新調して以来、なにかと物入りなわけですが、そんな中、一つ問題なのが望遠鏡の収納方法。今のところ購入時のダンボールに入れて床に転がしてありますが、かさばるし、体裁が悪いです。発泡スチロールの緩衝材があって出し入れも面倒ですし。
そこで日曜日、望遠鏡をしまうのに何かいいものはないかとヨドバシへ。そこでいいものを見つけました。

まずはエツミの「ハードスタンドケース100」。元々はスタジオ撮影などで使うアンブレラや照明スタンドを収納・運搬するためのケースですが、しっかりしたウレタンのクッションが入っていて、中身の保護はバッチリ。しかも長さが100cmあり、直径も十分大きくて、ED103Sがフリップミラーやファインダーを装着したままスッポリ入ります。
元々が重い機材を入れて運ぶためのケースなので、作りも上々。これで値段は8000円程度ですから、なかなかお買い得です。望遠鏡ショップなどが取り扱う専用バッグは、1万円超えのものも少なくないですからねぇ。
ラインナップには全長90cmの「スタンドケース90」、全長120cmの「スタンドケース120」もありますので、鏡筒のサイズによって使い分けるといいのではないかと思います。

そしてもう1つ見つけたのが、リーベックの「RC-30」という三脚ケース。同社のRT30Bというビデオカメラ用三脚のケースなのですが、これが内寸180mm×160mm×850mmと、SXG-HAL130三脚のサイズ(直径150mm 長さ840mm)にジャストフィット。クッションこそないものの、こちらも大型三脚用のバッグだけに作りは比較的しっかりしています。さらに、バッグはファスナーをすべて展開するとシート状に広げることができて、野外での物置にも使えるというオマケつき。しかも値段は5000円程度。ビクセンの純正の三脚ケースは定価10500円もしますから、ハーフピラーが入らないことを差し引いても、価格以上の価値はあるんじゃないかと思います。
こうやって探してみると、流用できるものは他にも色々ありそうです。望遠鏡のような長物を収納するとなると、三脚ケースを真っ先に思い浮かべますが、上記のスタンドケースのようにスタジオ撮影用品収納グッズにもいいのがあるので、探してみるといいと思います。

さて、残る大物は赤道義ですね。アルミケースや、海外ではペリカンケースを使っている人も多いようですが、ケース自体が重量級の上にどれも高いしなぁ…。日曜日についでに見た感じでは、コメットの業務用ストロボ電源の収納ケースなんか、意外と使えそうですが…。