http://digicame-info.com/2011/08/nex400.html
ソニーのミラーレス機「NEX」用に、透過光ミラー内蔵のAマウントアダプタが出るとの噂が流れてましたが、今度は価格と仕様の一部が新たな話題として出てきました。
αシリーズ譲りの高速AFが可能になり、しかも全てのソニーとミノルタのレンズを駆動することができるということで、事実上、NEXをαシリーズに化けさせることのできるユニットということのようですね。感覚としては、NEX本体をデジタルパックのように使うという感じでしょうか。
別途バッテリも必要になりそうで、かなり大掛かりなシステムになりそうですが、見方を変えれば、ミラーレス機から従来型一眼レフへの橋渡しを容易にする効果はありそうです。通常、ミラーレス機は独自マウントを採用していますから、ミラーレス機を買った層がそこからさらにステップアップしようとすると、カメラ本体から何から全て買い直しになってしまいます。しかし、アダプタを使うことで従来型一眼レフ用のレンズが使えるとなれば、乗り換えの敷居は多少は下がるでしょう。メーカーにしても、利幅を稼ぎやすい従来型一眼レフ＆レンズを買わせたいのが本音でしょうから、その意味では興味深い製品といえそうです。
ただ、従来型一眼レフも入門機は相当値段が下がってるからなぁ…。価格や使い勝手いかんでは、ただの高級玩具に成り下がる危険も(^^;
