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ペンタックスのミラーレス機の噂

http://digicame-info.com/2011/02/1233.html
http://digicame-info.com/2011/02/post-220.html
ペンタックスが開発中との噂があるミラーレス機「NC-1」について、新しい噂がいくつか流れてきました。曰く、

  • センサーは1/2.33インチ、1400万画素
  • ホットシュー搭載
  • H.264のHD動画対応
  • 8.5mm F1.9(35mm版換算50mm)の単焦点と、5-15mm F2.8-4.5のズーム(同28-80mm)の2本のレンズが本体と同時に発売され、後からもう3本のレンズが追加される。

…といったところ。「ミラーレス機」の語感と、マイクロフォーサーズ機やNEXからの連想とで、てっきり大きめのセンサーを搭載した通好みのカメラが出てくると思い込んでいましたが、思いっきり「お手軽」方向に振ってきましたね。「レンズ交換のできるコンデジ」というのが一番適切な表現かと。スペックから考えると、モノとしては、以前ケンコーがフォトキナで発表していた「レンズ交換式デジカメ」と近い(同じ?)もののように思います。ケンコーはHOYAとは浅からぬ関係*1ですし、何らかの協力関係や部品の流用があっても不思議はなさそうです。
さてこのカメラ、スペックからして画質に過度な期待はできなさそうですが、市場に直接のライバルはいませんし、ニッチながらもそれなりに需要はありそうな気がします。昨今のいわゆる「カメラ女子」*2に代表される、カタログスペックよりも「こだわり」やファッション性を重視する層向けでしょうか。あとは値段ですね。それなりの低価格にしないと、さすがに厳しいでしょう。ちなみに上記のケンコーのデジカメはレンズとのセットで3万円前後を見込んでいるとのこと。この辺がギリギリの線でしょうね。

*1:ケンコーの代表取締役社長の山中徹氏は、HOYAの創業者山中茂氏の実子であり、現HOYA代表執行役の鈴木洋氏の叔父に当たります。

*2:こういう安易なカテゴライズは、本当はあまり好きではないのですけど