秋葉原に行くたびにちょいちょい立ち寄らせてもらっている天文ショップ「シュミット」さんですが、皆様ご存知の通り、11月に西落合へ移転とのこと。これに合わせて本日から「在庫品・展示品一掃セール」をやるとのことでしたので、入っていた仕事を早々に切り上げて覗いてきました。
店についたのは開店20分前の12時40分ごろでしたが、なんとこの時点ですでに店の前に行列ができています。「ひょっとすると2~3人はいるかも?」と思ってはいたのですが想像以上です。
その後も列は伸び続け……最終的には20人近くいたでしょうか?普段人気(ひとけ)があまりないところなので、通行人が次々と振り返っていきます。なかなか人目が痛いです(^^;
などと思っていると……
あれ、どの方だろう...?
— Aramis (@magicalflute77) 2018年10月20日
なんと、Twitterでしばしばやり取りさせていただいている「時々フォトグラファー」のAraMisさんが、偶然にも列に並んでいることが判明!後には「反赤を使いこなせ!」のminerさんも加わって、ひとしきり天文談議に花が咲きました。たぶん、同じ店内には他にも有名な人たちがいたんだと思いますが、こういう思いもかけない出会いがあるあたり、リアルの催しはなかなか楽しいです。
さてセールの方ですが、開店直後はとにかく人が多すぎて年末のアメ横もかくやという様相。比喩でなしに店内で身動きが一切とれないほどで、あそこまで混んでいる天文ショップというのはちょっと記憶にありません。シュミットさんのブログにさっそく写真が載っています*1が、アレはだいぶ人出が落ち着いてからの写真で、開店直後はあんなもんではありませんでした。かつての誠報社のセールの方がまだなんぼかマシだったような…(^^;
店内では、展示品を中心に様々な商品に破格の値札が付いていました。CelestronやSkyWatcherの製品は軒並み2割引きで、望遠鏡などの展示品はさらに大幅値引き。EQ8 GOTOは30万円くらいの値札が付いていましたが、開店直後にあっという間に売れていきました。EdgeHD800も10万円切り。11インチのRowe-Ackermann Schmidt Astrographに至っては10万円の値札が付いていて本当に驚きでしたが、こちらは自分がいた間にはまだ売れ残っていました。見合う赤道儀を持っていたら、手を出していた可能性も大きそうです(^^;
大物は予想以上のペースではけた感じですが、まだまだ値引き品は残っていると思うので来週いっぱいはチャンスです。
戦利品
で、私も大物とはいきませんが、ちょっとした小物を購入。
SkyWatcherの9×50正立ファインダーです。普段の売価が8964円のところ、二割引きの7171円で入手できました。EdgeHD800で天頂方向を狙う際、ファインダーを覗くのがツラかったので以前から欲しかったのです。
CelestronもSkyWatcherも「中身」は中国のSYNTA社ですから、おそらくファインダーの寸法等は同一の可能性が高いです。うまくいけば、EdgeHD800に備え付けられたファインダー脚にそのまま取り付けられるのではないかと期待したのですが……
やっぱりというか案の定というか、プリズムで光路が折れ曲がる分、鏡筒の長さが足りずに交換不可でした。SkyWatcherのファインダー脚を留めるために、なにか適当なアリミゾを見繕わないといけませんね。それこそNorthernCrossのアリミゾを付けるのも手ですが……さて?
*1:私(入り口近くの白シャツ)とAraMisさん(赤いジャケット)、minerさん(チェック柄のシャツ)も写ってたりします。