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防湿庫増設

今現在、カメラやレンズをはじめとした光学機器の収納にはハクバのKED-S50という48Lの防湿庫を使用しているのですが、これを買った当時(2007年)は普段使いの一眼レフとレンズ、コンパクトデジカメくらいが収納できれば十分というつもりでした。

しかしその後、天文趣味に本格復帰して光学機器が増え、さすがに手狭……というか、機材が折り重なって明らかに限界という感じに。そこで、防湿庫を追加することにしました。


防湿庫と言えば東洋リビングの「オートクリーンドライ」やトーリ・ハンの「ドライキャビ」あたりが定番ですが、東洋リビングのは棚が可動式になっている分、正味の収納量が少なく、トーリ・ハンのはデジタル表示の温湿度計が目障り(寝室に置くので)。また、どちらも光触媒による防カビ機能を謳っていますが、内部の空気が強制循環でない以上、過信はできません。防カビ剤を入れて運用した方がかえって安心です。しかも価格はどちらも高め。

トーリ・ハンのエコノミータイプ「EC-47D」あたりは余計な機能もなく、なかなか魅力的でしたが……

買ったのは結局、またしてもハクバの「KED-60」でした。

内容量は60Lと、47LのEC-47Dより大きめ。現在の機材の量からすればEC-47Dでも間に合いそうでしたが、機材は増えこそすれ、減ることはまずないのでやや大きめのものを。これで当面は大丈夫でしょう。


機能については、プレーンな機種だけに、不良品でない限りは普通に働いてくれるはず。これに限らず、防湿庫は突出した機能はあまりない機材だけに、メーカーの信頼性やサイズ、デザインの好みだけで選んでもあまり失敗はないと思います。強いて言うなら、乾燥剤式かペルチェ式かというあたりですが、安定性や信頼性から言えば乾燥剤式の方に分があるでしょう。