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落雷、突然の停電、そして…

日曜夜、猛烈な雷雨に見舞われた都内。特にウチのあたりはひどかったらしく、1時間当たり100mm近い豪雨だったとニュースで言っていました。雷もすさまじく、東京電力落雷情報を見ていたら、雷自体の数が多い上に、ことごとく対地雷で、至近に落ちたと思われるものも何発かありました。

そんな中、突然の停電!

停電時間はそれほど長くなく、2分ほどで復旧しましたが、心配なのはPC周り。幸いメインPCは何事もなく、ルーター等の通信機器類も正常な模様…だったのですが、なんとデータのバックアップ先であるNASの電源が入りません。

LANケーブルとACアダプタをつなぐとLANポートのアクセスランプがつくので、全く通電していないというわけではなさそうですが、電源ボタンを押そうが何をしようがファンすら回らず、NAS本体が立ち上がってくる気配は全くありません。どうやらサージ電流か何かでNASの電源周りが逝ってしまったようです。

腕に覚えがあれば、分解して破損個所を特定したうえで、チップの付け替え等で修理してしまうのでしょうけど、当方、残念ながらそこまでのスキルは持ち合わせていません。持っているデータの量も量ですし、ダウンタイムを長引かせるわけにもいかないので、やむをえずNASを新調することにしました。修理はかなり高くつきそうでしたしね…。


これまで使っていたのはQNAPのTS-239ProII+。PineTrailコアのAtom D425(1.8GHz)を搭載した高性能モデルです。これの代替となるわけですが、一度この性能を体験してしまうと、いまさらARM系の系列には戻りたくありません。また、同じx86系列のシステムであれば移行もスムーズだろうと考えたのもあります*1。となると、現行製品の中での候補はおのずとTS-251TS-269Proの2つに絞られます

TS-251はCeleron J1800(2.41GHz→2.58GHz, BayTrail-D, 22nmプロセス)を搭載した非常に高性能なモデルですが、かなり高価。メーカーの紹介によれば動画のエンコードなども視野に入れているようですが、さすがにオーバースペックすぎます。というわけで、TS-269Proに自動的に決定。発売開始から結構経つモデルですが、背に腹は代えられません。その日のうちにヨドバシで発注しました。価格は税込60950円。ポイントが付くとはいえ、予定外の痛い出費です。

*1:もっともQNAPのNASの場合、そこらへんは問題なく処理してくれるみたいですが