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ペンタックス、防塵防滴ボディの小型一眼レフ「K-30」を海外発表

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120522_534384.html
K-rがディスコンとなって、後継機はどうするのだろうとやきもきさせましたが、なるほどこう来ましたか。以前「デジカメWatch」のインタビューで「K-rの後継機は予定していない」とペンタックスの担当者が答えていましたが、同ポジション(エントリー一眼レフ)の後継機はない、という意味だったのですね。

視野率100%のファインダー、ペンタプリズムの採用、防塵防滴など、機能面からみればK-5を低価格帯にそのまま下してきた感じ。Ζガンダムに対するリ・ガズィといった趣でしょうか(ぉ 単三電池での駆動が可能というあたりも、便利な人には便利でしょう。

デザインは、昨今流行の「カメラ女子」をあえて無視したかのような精悍なもの。なかなかスパルタンな感じで好みです。CrystalBlueとか、なかなかカッコイイですよね。

同時に発表になった「DA 50mm F1.8」も、価格とスペックのバランスがよさそうで面白い存在。ただ、こちらについては今ここで出す必要があったのかなという疑問がなきにしも…。似たようなスペックの単焦点レンズは現行ラインナップの中に複数存在しますし、それよりは弱点である望遠なんかを強化する方が良かったような気がします。

さて、エントリー向けのカメラが実質、ミドルレンジに収まったことで、がぜん期待が高まるのがK-5の後継機です。一部ではフルサイズ機を望む声もあるようですが、ボディが大きく重くならざるをえないこと、DAレンズが基本的に対応できないこと*1などを考えると個人的には懐疑的。画像エンジンやAF性能を地道に向上させた、質実剛健なアップデートになりそうな気がします。

*1:DAレンズの中には35mmフルサイズのイメージサークルをカバーするものもあるようですが、一部にとどまります。