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デジカメ発表ラッシュ

いよいよフォトキナ開幕ということで、各社から一斉に新製品の発表が。各社とも、この日にリリースが集中するのは分かっているだろうから、少し日をずらしたほうが注目が集まるんじゃないかとも思うんですが…まぁ、集まる記者の絶対数が違うか(^^;

ペンタックス、最高連写7コマ/秒のデジタル一眼レフ「K-5」を発表

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100921_395252.html
K-7を使っていて不満なのは、やはり高感度時の画質。普段「ファインシャープネス2」を有効にしていることもあって、ISO800あたりですでにノイズが目立ってきますから…(不自然でイヤな感じのノイズではないですが)。
で、K-5では高感度に強いといわれるソニー製のセンサーを採用。AF機能の向上もあいまって、暗いところにも強いカメラに仕上がってきているようです。ノイズの発生がどの程度か、あるいはノイズリダクションが強すぎないか、などは実際の画像が出てこないとなんともいえませんが、感度ごとにノイズリダクションの強度を設定できるようなので、画作りの融通は利きそうですね。
さて、悩ましいのはK-5に乗り換えるかどうか。ボディのみの価格が14万円前後ということなので、K-7を下取りに出すとしてもそれなりにかかってしまいそうです。実質上、センサーの交換にこの金額を出すかという判断になりますが…うぅむ。フィルム時代なら、こういう悩みはなかったんですがねぇ( ̄w ̄;ゞ

シグマ、約4,600万画素・防塵防滴ボディの「SD1」

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100921_394996.html
製品発表ではなく、あくまでも「開発発表」ですが、これは楽しみなカメラが出てきました。Foveon X3センサーの大型化&高画素化が最大のトピックで、スペック上は他社にも対抗できるように。SD15などは出力画素数が他社より大きく劣っているにもかかわらず、Foveonならではの素晴らしくキレのある画を出してましたから、絶対的な画素数が上がることでどんな画が出てくるか、実に楽しみです。
ただ、心配なのはFoveon X3センサーが原理上、高感度に比較的弱い点で、高画素化による画素あたりの光量の減少をセンサーの大型化と技術革新でどの程度補えるかがカギになってきそうです。あとは操作性や背面液晶の改善ですね。どうしてもシグマの場合、このあたりが著しく見劣りするので…。実際の製品が出てくるのは早くても2年くらいは先でしょうけど、せめて今現在の他社の一眼レフ程度の操作性やレスポンスは持っていてほしいところです(^^;

リコー、GXR用APS-C単焦点ユニット「GR LENS A12 28mm F2.5」を正式発表

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100921_394650.html
以前から待望されていた、APS-Cの広角単焦点ユニットがようやく発表に。GXRについては、、コンデジクラスの撮像素子を積んだ「RICOH LENS S10 24-72mm」や「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」がハイアマチュア中心のユーザー層とのミスマッチもあってイマイチの評判でしたから、今回のユニットを足がかりに何とか建て直しを図りたいところでしょう。今後は単焦点レンズに注力するとのことなので、少しはマシなラインナップになるでしょうか…?

オリンパスが「ZUIKO」レンズ搭載の高級コンパクトを開発発表

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100921_395266.html
オリンパスがこの段階でハイエンドコンパクトを出してくるとは完全に予想外。最初、ZUIKOブランドを前面に押し出していたこともあって、フォーサーズのセンサーを使ったコンデジかと思いましたが、センサーサイズはフォーサーズより小さくなるようですね。無難に1/1.7インチあたりでしょうか?
しかし…想定ユーザー層が明らかにPENとカブりそうですが、大丈夫でしょうかね?しかも、ハイエンドコンデジの市場は、それこそミラーレス機の勃興によって侵食されつつありますし…。昔からオリンパスって、技術力はあるんだけど、どうも商売が下手だからなぁ…( ̄w ̄;ゞ

富士フイルムAPS-Cセンサー搭載の「FinePix X100」を海外で開発発表

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100920_395259.html
これは前日の話題だけれども、なかなか面白そうなカメラですね。特に、ファインダーの工夫は興味深いところです。レンズの仕様も、いわゆる「お散歩カメラ」として手ごろですね。まぁ、あとはお値段しだいですが…。
むしろ賛否両論が出そうなのは、クラシックカメラ然としたそのデザインですね。前面と上面を見る限りではなかなか格好よくて個人的にも惹かれるんですが、背面だけはいかにも現代のデジカメで、やっぱりどうしても木に竹を接いだような違和感が。まぁ、慣れの問題かもしれませんが…(^^;