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キヤノン、APS-C最上位機種「EOS 7D」を発表

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090901_312210.html
以前は「もしかしたらフルサイズ機かも」という噂もあったEOS 7Dですが、結局APS-Cの最上位機種でしたね。スペックを見る限り、視野率100%・倍率1倍のファインダーや、19点クロスAFセンサーなど、高い基礎体力を持ったカメラで、かなりリキが入っているのが分かります。
が、気になるのは肝心の撮像素子。PowerShot G11で、画質向上のために掟破りともいえる画素数減少をやってのけたので期待してたのですが、画素数は驚きの1800万画素!「進化ってそっちかよ!」とツッコんだ人も多かったはず(^^; とはいえ、こちらに実写画像が早速掲載されていますが、これを見る限りでは、多少粉っぽさを感じる部分もあるものの、高感度ノイズや白飛びは思ったより少なく、結構マトモです。ただ、一方でレンズの性能が追いついていないのは明らかで、収差がかなりシビアに現れてしまってますし、記録画素数が大きい分、解像も相対的にソフトな感じに。1800万画素のフル解像度を生かしきれるレンズなんてあるんだろうか…?ついでに言うと、わずかな手ブレや被写体ブレも禁物ですね(^^;
あと気になるのは、本体重量が820gとかなり重い点。同時に発表されたEF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USMが575gですから、バッテリー(80g)も合わせると1.5kg近くにもなる計算。気軽に持ち歩くようなカメラじゃないってことですね。