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自動更新後の再起動を抑止する

先日、PCでワンセグの録画予約をしていたのですが、録画が完了しているはずの時間にPCの様子を見に行ってみると、録画途中でWindowsの自動更新が働いて自動的に再起動がかかったらしく、見事に録画失敗 orz
Vistaでは、適用に再起動が必要な更新が行われた場合、再起動を促すメッセージが表示され、もしこれに応答しない場合には5分後に自動的に再起動がかかる仕様になっています。ユーザーがPCの前に座って作業している分にはこの仕様でも不都合はないのですが、たとえば今回のように、TV番組の録画などPCの前から離れて作業させているような使い方だと、何かと不都合が出てきます。で、FAQだとは思いますが、備忘録的に対策を。

方法1 自動更新を無効にする、もしくは更新のダウンロードのみを行い、インストールは手動で行う

コントロールパネルの「自動更新」の項目で設定できる、一番お手軽な方法。ただ、更新作業は実質手動で行わなければならなくなりますし、インストールされているセキュリティソフトによっては警告が出てうるさいことも。

方法2 「グループポリシーエディタ」で更新後の再起動を行わないよう設定する

自動更新機能を有効にしたまま、更新後の再起動のみを止める方法で、ある意味、こちらが根本的な対策といえるかも。Vistaでの手順は以下のとおり。
(1) スタートメニューの検索ボックスに「gpedit.msc」と入力し、グループポリシーエディタを起動。
(2) 「ローカルコンピュータポリシー」→「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「Windows Update」とたどった先にある「ログオンしているユーザーがいる場合はスケジュールされた自動更新のインストールに対してシステムを自動的に再起動しない」を選択し、プロパティを開く。

(3) 設定が「未構成」または「無効」の場合、「有効」を選択する。

これで、自動更新後に再起動が必要な場合であっても、ログオンしている状態である限り、自動的な再起動はしないようになります。
しかし…勝手に再起動するのがデフォルトになってるこのあたりの作り、おせっかいでいかにもMS的ですよね( ̄w ̄;ゞ