http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1103/tawada155.htm
http://www.4gamer.net/games/043/G004345/20081102003/
http://journal.mycom.co.jp/special/2008/nehalem01/index.html
…というわけで、各サイトともいっせいにレビューが出てきましたが、ベンチマークなどを見る限りでは従来の「Core 2」と比べて明らかな優位性がある…というわけではなさそうですね。新アーキテクチャといっても、基本的にコア部分は「Core 2」から大きな変化はありませんし、足回りに関してはメモリコントローラーの統合とかQPIの採用とか変化はあるものの、CPUがキャッシュでメモリの帯域やレイテンシを隠蔽する方向でこれまで進化してきた分、そのインパクトはあまり大きくなさそう。Hyper Threadingにしても、極端に長大なパイプラインを採用していて効率の悪かったNet Burstアーキテクチャに比べればリソースの使用効率は元々いいはずなので、上昇幅が小さいどころかオーバーヘッドが生じて性能が低下したりするのも予想されたことではあります。
いずれにしても、本命はやはりLynnfieldやHavendaleでしょうね。新しいモノ好き以外は、とりあえず様子見が無難かと。