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情報収集衛星1基故障 北の核監視に“死角” 安全保障に懸念浮上

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070402-00000002-san-pol
日本の情報収集衛星アメリカの商業衛星にもはるかに劣る性能の上に、衛星画像解析・分析の面でもノウハウがありませんので、元々「ゴミ同然」だったものが正真正銘の「ゴミ」になっただけのことで、死角も三角もないと思うのですが…(^^; 第一、本気で衛星による偵察網を作ろうと思えばバックアップを含めて相当数の衛星を打ち上げる必要があるのは、冷戦時代の米ソの軍事衛星の打ち上げペースを見れば自明の話。一方で、情報収集衛星には宇宙開発予算を圧迫しつつ、開発経費として2500億円、平成19年度の運用経費だけでも600億円がかかっているわけで、衛星数を増やすとなると、莫大な予算が必要になってきます。現状、ミサイル発射の瞬間が捉えらたれたとしても日本は事実上手も足も出せないわけですし、そこまでして「ゴミ」を維持する必要があるのかどうか、再考すべきだと思うのですが…( ̄w ̄;ゞ