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シャープ、電子ブックストアサービス「GALAPAGOS(ガラパゴス)」

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100927_396414.html
なんという自虐ネタ(^^; こちらの記事によれば、「最終に残った3案を一般ユーザーに調査したところ、スマートさには欠けるが、独創性を感じるという点で評価が高かったのがGALAPAGOSだった」とのことですが、この手のガジェットに真っ先に手を出すアーリーアダプタ層には、どう考えてもウケが悪そう。キャズムを超えられずに自沈していくのが目に見えるような…( ̄▽ ̄;ゞ
まぁ、名前云々を抜きにしても、この手の専用機器は日本だと難しいかも、というのが個人的な考え。こういう端末を使う場面って、やっぱり通勤・通学時の電車の中が一番多いのじゃないかと思うのですが、まず、ラッシュの中では大ぶりの端末を使うのは難しいです。じゃあ、小型ならいいかというと、それはそれで携帯電話などと別にわざわざ持つかというと、いささか疑問の残るところ(小型といってもそれなりに重さと体積は取るし)。KindleiPadといった競合品が想定されるならなおさらです。誰だって、似たような機能を持ったデバイスを複数持ち歩くようなマネはしたくないはず。
さらに、今現在、日本の電子書籍で一番の売れ筋であるコミックは、すでに携帯電話向けに配信されているし、新聞などのニュースにしても、ネット上のポータルサイトや携帯電話向けのニュースサービスである程度は読めますから…。
こうした点を乗り越えて、なお売り上げを上げようとするならば、デメリットを明確に上回るだけの強力なメリットが必要。例えば圧倒的な品揃えであるとか、コンテンツの思い切った低価格化であるとか、購入方法の簡素化であるとか…。かなりハードルは高いように思いますが…さて?