http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0902/12/news091.html
人工衛星同士の衝突、ついに起こってしまいましたか。大きなデブリや廃棄された人工衛星などについては監視体制が一応敷かれているはずなんですが、うまく機能しなかったんでしょうかね?今後の宇宙開発のこともありますし、検証が待たれるところです。
ちなみに今回衝突したのはイリジウム社が運用していた通信衛星(約560kg)とロシアの通信衛星(約1t)。高度800kmで衝突とのことですが…もし両者が仮に円軌道を描いていたとすると、その速度は秒速7.45kmにもなります。もし正面衝突であれば、そのエネルギーはおよそ4.33×10^10J…なんとTNT換算10tものエネルギーに!実際には、完全な正面衝突ではないでしょうから、これほどの破壊力はないはずですが、そんなものが宇宙空間を無数に飛び回っているわけで…。いずれ、何とか解決策を見つけないと、大変なことになりそうです。