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『K100D Super』に見る、一眼レフの進化樹

http://ascii.jp/elem/000/000/060/60087/
先日の画素数競争を戒める記事もそうですが、こういう論調が出てきたのは喜ばしいことですね。特にこの記事の場合、熟成を重ねることの大切さを主張していますが、これはホント、そのとおりだと思います。以前は、撮像素子を変更した一世代目の機種は画質などがイマイチなものの、二世代目の機種になると同じ撮像素子を使っているとは思えないほど画質が向上する例(PowerShot G2→同 G3など)がありましたが、最近は機種がモデルチェンジするたびに撮像素子が変わってしまうことが多いので、撮像素子のポテンシャルを引き出しきれていないのじゃないかと思います。
いや、むしろ順序としては、画素数を上げるために撮像素子を変更し、結果としてカメラがモデルチェンジするというサイクルになっているような感すらあります。だとしたら本末転倒もいいところ。デジカメは電子機器であると同時に、機械製品でもあり、光学機器でもあります。「微細化=高性能化」と信じる半導体業界の論理に無理に付き合う必要は、必ずしもないと思うのですけどねぇ…( ̄w ̄;ゞ