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PIXUS iP4300簡易レビュー

…というわけで、昨日の記事のような事情により、PIXUS iP4300を買ってきました。

値段はヨドバシカメラ マルチメディア横浜で15300円。そしてさらに20%のポイントがついてきました。さすが正月明け、値下がりが激しいです(^^; それにしても…これまで使ってきたBJ S600の定価が49800円だったことを考えると隔世の感があります。

内容物は、プリンタ本体に説明書・ドライバ類、プリンタヘッド、インクカートリッジ、おまけのフォトペーパー、CD印刷用トレイといったところ。USBケーブルは同梱されていません。きょうび、買い替え需要が主でしょうから、ケーブルを別売にするのはよい判断だと思います。

これまで使ってきたS600とのサイズ比較ですが、S600が430×294×177mm、iP4300が445×303×160mmということでカタログ数値上はあまり変わらないものの、角ばっている分、iP4300の方がずいぶん大きく感じます。ただ、実際の設置性ということでいえば、背面がフラットなことなどもあってiP4300の方が収まりはよいですね。なお、iP4300の給紙カセットにA4用紙などを入れると、カセットが前方にはみ出しますので注意です。

実際に印刷をするときは、さらに前面カバーも開きますので、かなり大きさを感じてしまいます。フットプリントはそう極端には変わらないはずなんですが…(^^; 肝心の印刷品位やスピードですが、印刷品位についてはさすがに6年間の技術の違いを感じます。5色機とは思えない画質です。速度についてもS600を確実に上回っていますが、元々S600自体がスピード印刷をウリにしていた機種だけに、感動を感じるというほどではないですね。動作音は比較的静かですが、振動はそれなりにします。弱いパソコンラックなどの上におくと、かなり揺れるかもしれません(^^;

ところでインクですが、S600などで使われている3e系に比べ、iP4300などで使われる7e系はインク量が少なくなっています。上の写真で左が7e、右が3eですが、爪のある側の壁が厚くなっている分、容量が減っています。一方で、タンクにICやLEDが積まれて高機能化したこともあるのか、値段は逆に高価に。プリンタの価格を抑えてインクで儲ける…携帯電話と同じようなモデルですね。新規の顧客が減ってプリンタの販売台数は頭打ちでしょうから、ビジネスとしては分かるんですが…面白くないですよね、正直( ̄_ ̄;ゞ