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リコーの新型デジタルカメラGXRは、レンズ・センサー一体型のシステムを採用

http://digicame-info.com/2009/11/gxr.html
以前から憶測も含め、様々な噂が飛び交っていたリコーのミラーレス機ですが、ついにその姿が明らかに。ここまで詳細な情報が出たということは、この仕様でまず確定でしょう。しかし…レンズ・センサー一体型っていうのは、誰もが一度は考えるものだとは思うんですが、まさか本当に商品化してしまうとは(^^;
レンズユニットのラインナップは、12.3MピクセルCMOS搭載の50mm F2.5 macroと10MピクセルCCD搭載の24-72mm F2.5-4.4の2本で、レンズはおろか、撮像素子も(おそらくセンサーサイズも)違うという変態仕様。センサーサイズにしても、噂では50mm F2.5 macroの方はAPS-C、24-72mm F2.5-4.4の方は2/3インチだとか。なるほど、これなら焦点距離ごとにセンサーサイズを変えることで、コンパクトなボディを維持できるというわけですね。それに、センサーと一体ならゴミ問題も気にせずに済みますし。
ただ、異なるセンサーを用いつつ、出てくる絵のテイストを同じにするのはかなり大変じゃないでしょうか?それを考えると、画像処理エンジンは本体側ではなくてレンズユニット側についていそうな気がします。ノイズ処理的にもそちらの方が有利でしょうし。もしそうなら、本体は本当に電源と制御部だけですね(^^;
気になる価格は本体が420ポンド、50mm F2.5 macroが600ポンド、24-72mm F2.5-4.4が300ポンドとのこと。日本円に直すと、それぞれ約6万3000円、約9万円、約4万5000円といったところ。レンズユニットの価格は、センサー込みだから当然とはいえ、まさに高級コンデジかエントリー一眼なみで、全部そろえると20万円近くになってしまいますね。ここがレンズ・センサー一体型最大の弱点ですが、価格以上に、小型軽量であることや愛着のあるボディを長く使い続けられることに大きな魅力を感じる人がいるだろうことも確か。あとは実際の写りがどうか?ですね。普通のコンデジを上回る絵を出してくれないと困るわけですが…(^^;

追記
国内正式発表来ました!
http://www.digitalcamera.jp/
24-72mm F2.5-4.4の撮像素子は2/3型ではなく1/1.7型とのことです。