http://www.j-cast.com/2009/09/28050129.html
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090925/1029120/
なんか「インフルエンザ特需」で空気清浄機がやたらと売れているようですが、ここは一歩立ち止まってよく考えませんと。記事にもありますが、ウイルスに対する効果を測定した環境が実際の使用環境とかけ離れている場合があるのがまず1つ。そして、こちらは記事には出ていませんが、インフルエンザウイルスの感染経路はほとんどが「空気感染」ではなく「飛沫感染」であるという点がもう1つ。つまり、空気清浄機をいくら運転したところで、感染を予防する効果など皆無に近いと思われ…。
さらにさらに、これは空気清浄機一般に言えることですが、部屋の空気を強力に処理できる機器は、ファンが立派なせいで運転音が大きい傾向も。まったく無駄とまでは言いませんが、個人的には空気清浄機という商品、基本的に買う必要はないと思います。インフルエンザ対策なら手洗いなどをしっかりやったほうが何倍も効果的でしょうし、大きな購入動機の1つである花粉症対策にしたって、衣服や髪を帰宅時にしっかりはたいたり、上着を室内に持ち込まないなどした方がはるかに有効でしょう。
