PHD2の日本語マニュアルを公開しています。こちらからどうぞ。

個人サイト「Starry Urban Sky」もよろしく。

ペンタックス、K-5 IIほか発表

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120911_558684.html
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120911_557874.html
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120911_558695.html
ペンタックスが怒涛の新製品発表。各製品のスペック自体はほぼ昨日書いた噂通り。価格面の情報が出てきたのが新しいところでしょうか。

Q10はなかなか戦略的な値付け。この価格なら手を出してみてもいいと思う人、少なくないんじゃないでしょうか。Kマウントアダプターを使えば、手軽に超望遠環境を手に入れられるので*1、鳥屋あたりにも一定の需要がありそうですね。

K-5 IIと同IIsは、ボディのみで11万〜12万円台。一応フラッグシップということで強気にきた印象です。K-5からのマイナーチェンジなので、K-5ユーザーが手を出す意味はあまりないように思いますが、K-7以前のユーザーにとってはそれなりに魅力的ですね。久しぶりに、撮像素子据え置きで熟成させる方向に持ってきたので、出てくる絵が楽しみです。画像エンジンがPRIME IIのままというのが若干引っかかりますが…。

PENTAXの高性能フォトビジュアル望遠鏡の再来とでもいうべき「HD PENTAX-DA 560mmF5.6 ED AW」については、予想価格が60万円前後ということですが、よくぞこの値段に抑えたものだと思います。最大径が約130mmということは、「対物レンズ」の口径はおそらく120mm程度。かつての125SDPが90万円近くしましたから、100万円コースも予想してたんですが…。6群7枚というのは「望遠鏡類似の光学系」としては枚数が多い印象ですが、ペッツバール光学系にフィールドフラットナーを足したような感じでしょうか…?

*1:Qシリーズの場合、焦点距離は5.5倍換算になります。300mmのレンズなら1650mmの超望遠に早変わりです。