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ボケる? ボケない? 分かりやすい「ボケ」を楽しむ

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0708/01/news023.html
「脱フルオートの道」と題してデジカメのマニュアル操作にフォーカスした特集の第5回。絞りの操作によってボケをコントロールする方法を紹介していますが、これ、最近のコンパクトデジカメでは通用しないこともしばしば。というのも、「絞り」と称しているくせに、NDフィルターを入れることで光量を落として絞りの代わりにしている機種があるため。こんなことをする理由の1つは、画素数競争の結果、CCDの画素が小さくなりすぎて、絞りでレンズ口径を小さくすると必要な解像度が得られなくなってしまった(小絞りボケ)ということ。他にも、複雑な絞り機構を省いてコストダウンを図るとかいった理由もありますが、もはやこうなってしまうと、カメラでありながら撮影術の常識が通じないわけで…。ユーザーの技術の成長も望めません。少なくとも、このタイプの光量コントロールを「絞り」と称するのはやめてほしいものです( ̄w ̄;ゞ