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DDR3 SDRAM対応の新チップセット「Intel P35」

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0521/tawada105.htm
FSB 1333MHzやDDR3に対応するIntelの最新チップセットですが、このレビューを見る限り、効果は意外と限定的なようですな。マザーボードのチューニング不足という要因も大きそうですが…。まぁ、DDR3については現状、価格がべらぼうに高い上に、FSBが1333MHz化したといってもCPU側の帯域は1333MHz×8byte=10GB/secしかありませんから、現状のDDR2-800のデュアルチャンネル(帯域12.8GB/sec)でも間に合ってしまうので、無理にDDR3に固執する必要はなさそうです。
一方のFSB 1333MHz化の効果ですが、こちらも微妙な感じ。CPUの全コアがフル回転するような状況でないと差が出にくいのかもしれません。とはいえ、近々新調するならIntel 3シリーズのチップセットを載せたマザーが出回るのを待ってからのほうが、将来性(昨今の例を考えるとすごく短そうではあるけど(^^;)を考えると無難そうではありますな。