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自然分補給

梅雨前の貴重な晴れ間ということで、いつもの新治市民の森へ。

ちょうど田植えのシーズンで、水を張ったばかりの田んぼからは蛙の声が。
で、首からは双眼鏡を下げて上空や樹上の鳥を探し、手にはマクロレンズをつけた一眼レフを持って足元の草花や虫を物色する…なかなか忙しいです(^^;*1 鳥の方は、さすがにこれだけ葉が茂ってくると「声はすれども姿は見えず」のパターンが多かったのですが、声だけとはいえホトトギスなども確認。いかにも初夏といった感じです。

初夏といえば、田んぼのそばでは早くもシオカラトンボの姿が。今日見かけたのは、さすがにこの1匹だけでしたが…。

足元には、真っ赤に実ったヘビイチゴ。一見おいしそうですが…毒こそないものの、まずいのでお勧めはしません(^^;

同じ赤い実でも、こちらの桑の実は甘酸っぱくておいしいです。子供の頃、近所の庭に植わっていた桑の実を食べたりしたなぁ( ̄▽ ̄)

林の中に入っていくと、木の枝にナミナナフシが。よく見ると、脇に抜け殻がありました。どうやら脱皮直後だったようです。

これはマルムネジョウカイ…かな?触覚がこんな形だったかどうか、いまいち自信がないですが。

つる草に群がるトホシテントウ。カラスウリなどを好んで食べる草食性のテントウムシですが、こいつに限らず、どうも草食性のテントウムシって見ていてあまり気持ちのいいもんじゃありませんね、なぜか。

ヒメジョオンにハチが…と思ってよく見たら、腹部に剛毛。セスジハリバエでした。にょろ〜ん(´・ω・`)

再びヒメジョオンにハチ…と思ったら、こちらもコシボソハナアブの仲間っぽいですね orz このあたり、紛らわしくてかなわんです。

今日一番驚いたのはこれ。おそらくベッコウバチの仲間だと思うんですが、クモに食らいついたまま、茂みの中に入っていきました。おそらく幼虫の餌になっちゃうんでしょうね、あれ。目立たないところでも、弱肉強食の世界が展開しているのでした。

*1:よく考えたら、双眼鏡だのカメラだの交換レンズだの、今日持ち歩いてた荷物だけで合計30万円近くかかってたり…