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私的録音と権利者の経済的損失は無関係!? JEITAが意識調査

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/05/28/19725.html
http://blogmag.ascii.jp/kodera/2008/05/28212559.html
いわゆる「大本営発表」の上、この手の調査にしてはサンプル数が少ないし、そもそものサンプルの母集団がアレなので、結果&結論をそのまま鵜呑みにするわけにはいきませんが…どうでしょう、結構ユーザーの実感に近いのではないでしょうか?
しかし、このアンケート結果をこの時期に発表したということは、メーカー側としては補償金を払うつもりは毛頭ないということでしょうね。ダビング10も絡んでこの論争、長丁場になりそうだなぁ…( ̄w ̄;ゞ
ちなみに私自身は、iPodなどのミュージックプレイヤーやHDDレコーダーなど、第三者への受け渡しが事実上不可能な媒体に記録するタイプの録音・録画機器については補償金は不要と考えています。CD-RやMDなど、第三者への受け渡しが可能な媒体およびその録音・録画機器については、複製物を第三者に渡すことで著作権者に経済的損失を与えうるでしょうから、補償金というのも分かるのです。しかしiPodやHDDレコーダーに関しては、ユーザー自身が視聴する場所や時間をシフトするだけの目的に使うことが大半でしょうから、補償金を機器から取るのは補償金の「二重取り」になる可能性がきわめて高いかと。