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1/1.8型クラスの高感度画質を比較する

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2007/08/07/6767.html
提灯記事が増えがちな中、こういう記事を掲載したのは評価できますね。やればできるじゃないか(笑)
この記事の内容にはまったく同感。そうそう、記事では触れていませんでしたが、以前のエントリで書いた「絞ることができない」というのも高画素化の弊害ですね。結局、今のコンデジは画像処理という「化粧の仕方」が上手くなっただけ。しかもその化粧がものすごい厚塗りなものだから、ちょっとしたことですぐ画像が破綻するのですな。付け加えて言えば「レンズの光学性能が伴っていれば」という前提条件があることにも注意。回折という物理現象が存在する限り、レンズのサイズが制約されている中ではおのずと解像力に限界があるわけで、むやみやたらに高画素化しても画質向上につながらないのは明白です。
しかし…色々と難しいのは分かるけど、「現在の技術で1/1.8型300万画素CCDを作って、現在の技術で信号処理」っていうのは見てみたい気がします(^^;