ケータイのナンバーポータビリティ制度(MNP)がいよいよ明日から始まるわけですが、どのくらいの人が利用するかについて、直前になって正反対の調査結果が。MMD研究所やマクロミルの調査では、実際にMNPを利用するユーザーはせいぜい数%にとどまっていますが、ロイターの調査ではなんと20%以上のユーザーがキャリア移動の意向を示したとか。これだと実に5人に1人がキャリアを移る計算になりますが…いくらなんでもこれは多すぎるでしょ(^^; どう考えても実情に合っているとは思えません。サンプリングか質問の仕方に問題があったとしか…(苦笑)
電話番号が変わらないとはいえ、メールアドレスは変わってしまうため、昔のように電話としての使い方が主だった時代ならともかく、今では少なからずデメリットが生じますし、移行料がかかる、割引サービスやポイントが原則として引き継げないといった点を考えると「大山鳴動してねずみ一匹」といったことになるのじゃないかと。第一、そこまでしてキャリアを変える必要性ってなかなか感じませんし。
まぁ、MNPの効果は、ユーザーを引き止めるためのさまざまなサービスという形ですでに還元されているという話もありますが(^^;