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<鳥インフル>季節性と混合で強毒化する恐れ 東大など研究

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100223-00000010-mai-soci
豚インフルエンザの流行ですっかり影が薄くなってしまいましたが、強毒型のH5N1もパンデミックを起こすようなウイルスに化ける可能性もなおあるわけで…油断大敵ですね。ところでこの研究、おそらく海外で行われたものでしょう。日本では、危険な病原体を扱うための「バイオセーフティレベル4」に対応した実験室が、設備としては存在するものの、周辺住民の反対などもあって稼動していませんから…。日本の場合、どうしても住宅密集地と実験設備が近接しがちで、不安を呼び起こしてしまうのは無理もないところなんですが、レベル4の管理体制はきわめて厳重で、そこらの研究室で微生物を扱われるよりははるかに安全。このあたり、研究者の丁寧な説明が求められるところです。それこそ、いざというときにパンデミックウイルスの取り扱いすらできないことになるわけですから…。