PHD2の日本語マニュアルを公開しています。こちらからどうぞ。

個人サイト「Starry Urban Sky」もよろしく。

「Genius」を使ってみる

第4世代Pod nano、およびこれと同時に発表された「iTunes 8」の目玉機能の1つが、シャッフル再生の進化形とも言える「Genius」。世界中の「iTunes 8」ユーザーのライブラリを解析・フィードバックし、再生中の曲に似た雰囲気の楽曲を選んでプレイリストを作成してくれるというものですが、ウチのライブラリではどのような結果が出るか、試してみました。
例えば、DJ KAWASAKIのBEAUTIFULを基点にリストを作成してみると、こんな感じ。

この手のインテリジェント性を謳った機能って、えてしておバカで使い物にならないことが多いんですが、総じて思った以上にマトモな選曲です*1。アップ系の「Love is the Anser」からダウナー系の「Flight(Nulife Keyapella)」を経て再びアップ系の「Ever After」とか、Monday満ちるが伸び伸びと歌い上げる「Tiger Eyes」からいきなりゴリゴリのハウスチューンであるCOLDFEETの「I Don't Like Dancing」に繋がるといったあたり、多少首を傾げるような部分もありますが、合わないと感じた曲は飛ばしてしまえばいいわけですし、それほど大きな障害にはならないかと。
アルバムを編んだ人に失礼なような気がして、これまであまりこういう機能は使ったことがなかったんですが、新しい発見もあるし、なかなか楽しくて実用的な機能だと感じました。これなら積極的に使ってみてもいいかな…?

*1:それにしても、見事に「乙女ハウス」っぽいのばかりが並んだなぁ…。ライブラリーが根本的に偏っているといってしまえばそれまでだけど。