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ボーグのブログで紹介されました

先日撮影したM42の写真、縮小版をアストロアーツのギャラリーにも上げていたのですが、なんとこれが「BORG開発担当者ブログ」に紹介されていました。

http://www.tomytec.co.jp/borg/world/blog/2015/12/55220151224.html

特にこちらから何か働きかけたわけでもないのに見つけていただいた上、中川さんから「都会の天文ファンに勇気を与える作例」とのコメントを頂き、驚くやら恐縮するやら……。


中川さんといえばその昔、今は亡き望遠鏡専門店アトム 横浜店の店長をされていたことで有名ですが、実は私が初めて買った天体望遠鏡「スーパーミラーR-125S」(上写真)がここで購入したもの。先日、【7108】マルチフラットナーと【7923】M57→M49.8ADSSの干渉が発生した際に本名で連絡、ご相談させていただいてはいましたが、それとはまったく別の形でこうして交錯する形になるとは思いませんでした。

中川さんには、今年の頭にCP+の記事を捕捉されたこともありましたが、縁が思わぬところで二度、三度と繋がるところを喜ぶべきか、業界の狭さを嘆くべきか……(^^;


ところで「都会の天文ファンに云々」というコメントについてですが、自分が強調したいのもまさにそこ。空の暗さが何物にも勝るというのは確かですが、じゃあ、空の明るい都会で天文趣味をやるのが全くの無駄かといえば、そんなことは絶対にないと思うのです。もちろん、雑誌のフォトコンで入選を狙うようなレベルのものは難しいですが、今のデジタル技術をもってすれば、3等星すら怪しいような空&自分のような未熟者でもそれなりのものを撮ることができます。

どうも昨今「空の暗いところに行かなければダメ」とか、「冷却CCDじゃないといいものは撮れない」とかいう主張が幅を利かせすぎていて、天文趣味の敷居を無駄に高くしているような印象がありますが、都会に住んでいる人もひるまずにチャレンジしてほしいと思います。


光害に埋もれた本来の星空を掘り起こす作業、楽しいですよ?( ̄▽ ̄)