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皆既月食

昨夜の月食、ご覧になった方も多いと思いますが、ウチのあたりでは嫌がらせのごとく東の空が厚い雲に覆われ、、欠け始めの正味3〜40分ほどしかまともに観察できませんでした。赤い月もとうとう見られずじまい…どころか、月食終了後には雨までパラついてくる始末で、今年の天候不順ぶりを象徴するかのような…。誰だ、晴れるとか言ったヤツは(T^T)q:


結局、撮れたのは余興でminiBorg60EDの接眼レンズにコンデジ押し当てて撮ったこの1枚のみです。


この日は早々に仕事を切り上げ、18時ごろには観望 兼 撮影機材(ED103S+SXP赤道儀)を自宅前の路上に展開。ただ、宵のうちということで「見せてください」という通行人も現れるかと思い、念のためminiBorg60EDと双眼鏡もそれぞれカメラ三脚に載せたものを用意していたのですが、これが大当たり。近所の人たちから塾の送迎の親子連れまで、2時間あまりのうちにのべ20人以上は来たのではないでしょうか。完全に「即席プチ観望会」の様相を呈して、たいそうな盛り上がりでした。

月が欠ける様子を連続撮影しようと思っていたものの、雲のせいで完全に不発に終わったのでこちらも解説に専念。月食の進行予想を出したり、機材の説明をしたり、子供たちに普段の月の満ち欠けと月食の違いを説明したり…。月食自体はイマイチな結果でしたが、ささやかながら天文普及に貢献できたんじゃないかと思います。


…隣家のカメラ好きのおじさんには「ボーグ沼」の入口を垣間見せてしまったようですが(^^;