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届きました

先日注文したEdge HD 800ですが、今日、無事に届きました。

というわけで早速組み上げてみたのですが…いきなり、ファインダー脚を鏡筒に取り付けるためのネジが1本締まらない(届かない)というトラブルが。とりあえず、残るネジ1本でしっかり止まっているので実害はなさそうですが、大味なアメリカらしいというか、チャイナクオリティというか…。

それを抜きにしても、様々なところがことごとくネジ止めになっていていかにも強度がありそうだったり、その割に精度的な詰めが甘そうだったりと、日本の望遠鏡とは全く違うテイスト。まさに「文化が違〜う!」(by エウメネス)といった感じです。

写真の状態ではカメラなどは取り付けていませんが、重心はすでにかなり後方。場合によっては前方にウエイトを追加する必要があるかもしれません。

副鏡の光軸調整ネジは、シュミカセでよくある六角レンチで回すタイプではなく、普通のプラスネジ。インチ規格のレンチがいらないのは助かりますが、接眼レンズを覗きながらネジを回して…というのはかえってやりづらそう。手回しできる光軸調整ネジとして有名なBob's knobsを導入するのも手ですが、ネジ径や長さによっては、PCケースで使われる手回しインチネジが使えるかもしれません。←【後日追記】インチネジではなくM3のミリネジでした。

Edge HDの売りの1つが、鏡筒に設けられたこのチューブベント。完全な密閉型鏡筒であるこの望遠鏡の温度順応を促進するために開けられている換気孔ですが…差し渡し5cmもない上に、フィルターが貼られているこの孔に、どれほどの効果があるかははなはだ疑問。このあたりの換気ファンを導入したほうがよさそうです。