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自然分補給


梅雨明けで雨の心配もなし、ということで、1ヵ月半ぶりに新治市民の森へ。風があって日陰はまぁまぁ涼しかったですが、それでも日差しが強烈でかなりの暑さ。リュックタイプのカメラバッグを背負っているのでなおさらです(^^;
この暑さで出てこないのか、それとも暑さでこちらの観察眼がやられてしまっているのか、鳥も昆虫もあまりめぼしいのはいなかったのですが、その中でも目を引くものはちらほら。

こちらは王蟲…ではなくて、先日Twitterの方でもツイートした、オオヒラタシデムシの幼虫。胸や腹の境目がなくてダンゴムシっぽい姿のくせに、大きくてそこそこすばしこいため、これを初めて見た人はかなりビックリするみたいです。しかし、見れば見るほどやっぱり王蟲だよなぁ…(^^;

オオシオカラトンボシオカラトンボは、例によってそこらじゅうにたくさん。でも、不思議とメスはあまり見ないんですよね。目立つところを飛び回っていないだけなんでしょうけど。

池のほとりでバサバサといった感じでやや不恰好に飛ぶトンボを発見。やがて、葉の上に止まったのでそっと近づいて撮影しました。複眼が離れていることなどからサナエトンボの仲間だろうというのは容易に想像ついたのですが、この仲間はお互いに似ていて見分けるのが結構大変。で、こちらのサイトの検索表などを元にたどっていった結果、どうやらヤマサナエのようです。キイロサナエもよく似ていますが、翅胸前面の黄色斑の形が違うのでヤマサナエで間違いないでしょう(キイロサナエでは翅胸前面の黄色斑が細くL字状ですが、ヤマサナエでは下方で幅が広くなっています)。以前にもおそらく同じ種類のトンボを見かけてるんですが、警戒心が強くてなかなか近づかせてもらえず、今回がまともな初撮影です。