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自然分補給


長かった今年の花粉症シーズンもようやく終わりということで、心置きなく自然分を補給に、いつもの新治市民の森へ。
春の花の季節はほぼ終わりで、目を引くような鮮やかなものはありませんが、木々がやや地味ながらも清楚な花を咲かせていました。

これはガマズミ。秋になって熟すと赤い実ができますが、そちらの方が有名かもですね。実は食べられますし、果実酒の材料にも。

こちらはエゴノキ。「エゴノキ」というのは、実の味がえぐいことからついた名前で、お察しの通り、こちらは食べられません(^^;
春と夏との境目で、昆虫も目立つものはいませんが、それでも気をつけて見ていると色々といるものです。

蛇の目の鮮やかなクロヒカゲ。暗い林の中を飛ぶ上に、こげ茶色の非常に地味な蝶ですが、羽の裏はご覧のとおり。あんまり日本っぽくないというか、なんというか…

こちらは青緑色の金属光沢が美しいアオオサムシオサムシは飛べないため、地域ごとに色合いの差が比較的大きいことが知られていますが、この個体は結構色鮮やかな方じゃないでしょうか。まぁ、オサムシ自体はハンミョウに近い仲間ですので、そう考えれば色がきれいなのも納得でしょうか。
地べたを這いまわって、ミミズやダンゴムシなどを捉えて食べるので、一般には印象はあまりよくないでしょうけど…(^^;