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最近のお買い物

で、そんな中でも色々お買い物していたわけで。報告していなかったものも含め、主なものを簡易レビュー的なものも交えていくつか。

T003

ず〜っと機種変を見送り続けてきたケータイですが、今まで使ってきた機種のバッテリーが2日と持たなくなってきたので、ようやく換えることに。

カエルシトラスグリーンのT003です。防水とかは必ずしも必要なかったのですが、薄型かつ機能を満遍なく網羅している点を評価して、購入しました。
スペックなどは製品サイトなどを見ていただくとして、それに現れない使い勝手等を少々。
まず、薄型という点で真っ先に心配になるバッテリーの持ちですが、格別いいわけではないものの、PCサイトビューアー(PCSV)などを毎日通勤中に使っても5日くらいは持ちますし、まずまずといったところでしょうか。また、薄型の弱点として同じく挙げられがちなキーですが、こちらは少々固めで、カチカチと音もそれなりにします。薄型であることを割り引けば健闘しているほうだと思いますが、メールを大量に打つ方には向かないかもしれません。多分、指が痛くなります(^^; また、「5」のキーにある目印の突起が、キーの中央ではなく端っこにあり、触っただけでは分かりにくいので、ブラインドタッチはちょっとやりにくいかもです。
音声通話に関しては、静かなところでは問題ないですが、駅など周囲の雑音の大きいところでは相手の声がやや聞き取りにくいです。防水ケータイはスピーカーやマイクも密閉しないとならない構造上、えてして音声通話が苦手なものが多いようですが、この機種も例外ではないということでしょうか。とはいえ、実用上はそれほど問題ないです。
で、私が頻繁に使うPCSVですが、こちらは最新のOpera Mobile 9.5が採用されていて、使い勝手は大きく向上しています。しかし、難点は表示が細かすぎること。まず、PCなどと同じようなフォーマットでサイトを表示すると、下の写真のとおり。

一応、ズームインもできるのですが、当然のごとく横スクロールが発生しますので、あまり実用的ではありません。そこで、ケータイの画面にフィットするようにレイアウトを整えて表示する「スモールスクリーン表示」の出番なのですが…

ちょwww なにこの文字の小ささorz
1文字の大きさが1mm四方くらいしかありません。なまじ画面の解像度が高いのが災いしたんでしょうが、さすがにこれでは読めません。

一応、ページ全体を200%に拡大表示することができるので、なんとか読める程度の文字の大きさにはなりますが、それでも目に優しいとはお世辞にもいえません。文字だけを任意の大きさに拡大する機能さえあれば問題なかったんですが、このPCSVにはそうした設定はなく…。この点だけは気をつけたほうがいいですね。
…と、なんだか欠点ばかりあげつらうような内容になってしまいましたが、薄型・軽量なのはなにより大きな魅力。ヘビーに使い倒すわけではないけど、一通りの最新機能が揃っているベーシックな端末がほしい、という人にはお勧めです。

薄型TV&Blu-rayレコーダー

今までアナログ+ブラウン管+VHS&DVDプレーヤーというレガシー環境で踏ん張ってきた我が家ですが、ブラウン管の表示がだいぶ怪しくなってきたこと、近隣のビルの影響でゴーストが出ることなどもあり、とうとう地デジ環境に移行することにしました。あわせてBlu-rayレコーダーも購入することに。
機種の選定ですが、私だけが使うのならTVとレコーダーのメーカーは別々でも構わないのですが、親も使いますからなるべく操作が分かりやすくなるよう、「囲い込み戦略」は承知でTVとレコーダーのメーカーは統一することにしました。また、TV側になまじ録画機能があると、親が混乱するのは必至ですので、録画機能のないTVに限定…と、この時点でシャープ、ソニーパナソニック三菱電機くらいに絞られてしまいました(^^; で、ためつすがめつ、各社の製品を見比べたりした結果…

パナソニックVIERA TH-P42V1DIGA DMR-BW770を近所のヤマダ電機で購入しました(親との折半ですけど)。決め手はやはりプラズマならではの自然な発色。設置場所が窓際ということで、巷で暗い、暗いと言われているプラズマテレビはどうだろうとも思ったのですが、新型パネルの効果もあってか、実際にはまったく問題なしでした。
しかしヤマダ電機、TVやレコーダーの設置をしてくれたのはいいものの、TVだけ初期設定して、レコーダーは初期設定をしないという中途半端な対応。おかげで、初めてレコーダーで録画しようとした際、TVとうまくリンクせず、大層慌てる羽目になりました。
さらに、ヤマダ電機には同時にアンテナの設置もお願いしていたのですが、ヤマダ電機から工事を委託されている業者が「アナログ電波も来てるし、まだいらないでしょ」とTV設置に立ち会っていた親を煙に巻き、アンテナ設置を事実上拒否するという、想像のはるか斜め下を行く対応を。結局、なじみの電気設備屋に連絡して別途アンテナを取り付けましたが…いやはや、やっぱり所詮はヤマダ電機ですねぇ( ̄w ̄;ゞ

無線LAN

購入したBlu-rayレコーダーのDMR-BW770、実はDLNA対応。そこで、録画した番組を自室のPCで見られたらいいよね、ってことで無線LANの設備を更新しました。今まで、自室と居間とはBuffaloのWHR-HP-AMPGWLI-TX4-G54HPとで結んで802.11gのネットワークを組んでいたんですが、これを同じBuffaloのWZR-HP-G300NHWLI-TX4-AG300Nとにそれぞれリプレースし、801.11nのネットワークに更新しました。家が一戸建てなので、今のところ電波の干渉もなく、最大300Mbpsの倍速モードでうまく接続できているようです。
ただ、1つ計算外だったのは、メーカー曰く、親機のWZR-HP-G300NHがUSB接続子機のWLI-U2-KG54Lとの組み合わせ利用に対応していないこと。実は、妹のPCがWLI-U2-KG54Lを使っていて、結果、こちらまで更新する羽目に。普通に考えれば801.11gで普通に使えそうなもんですが…。まぁ、もしかしたらメーカーが保証しないだけで、使えるのかもしれませんが、試すのも面倒だったので、こちらも801.11n対応のWLI-UC-G300HPに更新。通信速度が速くなったはずなので良しとしますか(^^;

ビデオカード

さて、ネットワークも構築できたので、あとはDLNAクライアントの定番「DiXiM Digital TV」を導入するだけ…と思っていたのですが、思わぬ落とし穴が。「DiXiM Digital TV」の動作条件をよく見ると、対応GPUが「Intel G965 Expressチップセット以降(※Windows Vistaのみ)、ATI Radeon HD 2600以上、NVIDIA Geforce 8400 GS以上」となっています。で、こちらのマシンがGeForce 7900 GS…。はい、見事に対応外です(TwT) 実際、動作確認用プログラムを走らせてみても、GPUが対応外ということではじかれてしまいます。どうやら買い換えるしかなさそうです。まぁ、いいかげんGPUの世代もだいぶ進んでますし、買い換え時といえば買い換え時でしょう。
さて、何に交換するかですが、とりあえず俎上に上ったのは、15000円前後のビデオカードたちです。実際のところ、DiXiMを動かすだけなら問題になるのはGPUの世代だけ(COPP対応が保証されているという意味で)ですので、性能なんかいらないのですが、どうせ買い換えるならできるだけ性能のいいものを、と思ってしまうのがマニアの端くれとしての人情というもの。それに、今までもなんだかんだいってその程度の金額はビデオカードにかけてきましたからねぇ…。
この価格帯だと、nVIDIAならGeForce GTS 250、ATiならRadeon HD 5750あたりでしょうか。もうちょっと背伸びすれば、GeForcce GTX 260やRadeon HD 5770あたりも視野に入ってきます。しかし、メインマシンの本体ケースはAntec Solo。内部が狭めのため、挿せるカード長は22〜3cm程度までがいいところです。この時点で、GeForcce GTX 260は問答無用で脱落し、残るはGeForce GTS 250、Radeon HD 5750、同5770となります。あとは実際の価格等を見て判断でしょうか…。
で、本日アキバを歩き回った結果、オーバースペック気味なのを承知でRadeon HD 5770(GDDR5, 1GB)のバルク品を購入。クレバリーでなんと15970円でした。箱入りのGeForce GTS 250やRadeon HD 5750が軒並み15000円近く、Radeon HD 5770が18000〜20000円近くしていることを考えれば、破格といえるでしょう。メインマシンに取り付け後、ベンチマークなどを走らせてみましたが、当然のことながらGeForce 7900 GSとは比べ物になりませんね(^^;

そして最後に「DiXiM Digital TV」をVectorで購入。早速DIGAに接続してみたところ、無事動作を確認できました。DRモードでもコマ落ちはまったくなく、非常に快適です(^^)v
これで今期のアニメは、家族の目を気にすることなく見放題…って、気をつけないとさらにダメ度が加速しそうだ orz