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結局…

迷っていたけど先週末、ローポジション対応三脚を買ってしまいました。

買ったのはベルボンのカーボン三脚「エル・カルマーニュ 333」。型落ち品で在庫限りということで、横浜のヨドバシで19800円で購入。対応する現行品の「ジオ・カルマーニュ E333」の定価が44350円、価格.comの最安値でも26790円ですから、カーボン三脚としてはなかなかお買い得でした。一応、エル・カルマーニュからジオ・カルマーニュ Eへのモデルチェンジで、エレベータのロック方式が改良されてたり、パイプの出し入れがスムーズになっていたりと細かい違いはありますが、実用上はほとんど問題ないですしね。

最低高は205mmで、ご覧のとおり、かなりの低さにセッティング可能。ライブビューと併用すれば、かなり背の低い草花も捉えられそうです。

一方、エレベータを含む最大全高は1450mmもあるので、ほぼどんなシチュエーションにも対応できる感じ。重量も980gと軽いので、持ち運びも楽々です。推奨積載質量は2kgなので、重量級の機材は載せられませんが、普通の撮影をする分にはまず十分でしょう。

使い勝手などもまず悪くないのですが、ちょっと気をつけたいのが自由雲台。構造を見れば分かりますが、ベルボンの自由雲台は「自由」とは言っても、ボールが動くのは実質ほぼ1つの軸に限られ、カメラを傾けた状態から水平方向に回転しようとすると、その回転は雲台側にある回転軸で行う形になります。この構造、ボールを両側からしっかり挟みこむ形になるため、強度的には有利なのでしょうけど、カメラを振ろうとするたびにつっかえて少々扱いづらいです。慣れの問題かもしれませんが、雲台は別のものに変えたほうがいいかもしれません。