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気象庁、緊急地震速報で誤報――“キャンセル報”は実施せず

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0908/25/news055.html
今朝は出勤時にこれに振り回された方も多かったのでは?千葉三芳地震観測点から異常な振幅値が送られてきたのが直接の原因ですが、その理由は案の定というかなんというか、ソフトウェア改修の不具合。業者が、改修対象でない緊急地震速報処理にまで改修を施してしまったため、異常な値が送信されることになってしまったのだとか。これは一種のヒューマンエラーなので、なんとか防ぐ手立てが欲しかったところです。理想的には、1ヶ所で異常な振幅が観測されても、他の観測点で振幅が観測されなかったら異常値として処理する…といった形がいいのでしょうけど、事が迅速性を要求されるものだけに正確性との見合い点が難しいところ。このシステムは速報を受けた側の安全が第一ですから、今回に関しては、速報が出たけど何事もなくてよかった、と捉えたほうがいいでしょう。もっとも、今回みたいのが何度も続いて「狼少年」化しちゃうと困りますが…。