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Doccica購入&簡易レビュー

昨年まで日本通信の「b-mobile hours」を外での通信手段として利用していたんですが、有効期限が切れて以降、特にこれといったサービスは利用していませんでした。しかし、この忙しさでブログも満足に書けないのも癪なので、電車の中でも多少は書けるよう、通信手段を確保することに。
今、この分野でポピュラーなのはイーモバイルあたりの端末、あるいは話題性と言う意味でUQ Wimaxあたりなのでしょうけど、通信規格が日進月歩で進化している昨今、契約期間の縛りがあるサービスを利用するのは必ずしも得策ではありません。それに、定額サービスは一見お得ですが、使い方にムラがある場合、不要な料金を支払う羽目にもなりかねません。UQ Wimaxの場合、サービスエリアの問題もありますし。
というわけで、色々検討した結果、結局、また日本通信のご厄介になることに。導入したのはプリペイド&チャージ型の3G端末「Doccica」(ドッチーカ)です。ところでどうでもいい話ですが、「ドッチーカ」というこのネーミング、FOMAの3G網と無線LANアクセスポイントのどちらも使えるから、という意味で付けられてるんですが、店頭で「ドッチーカください」って言うのは相当に恥ずかしいです(〃w〃;ゞ もう少し格好いい名前にしてくれないかなぁ…。
さて、詳細は製品サイトを見ていただくとして、まずは製品本体ですが、ZTE製のこの端末、かなり大ぶりです。結構大きくPC本体から張り出しますし、USBポートの配置によっては隣り合うポートと干渉しかねません。また、USB端子のフタをはずしたとき、このフタの持って行き場がありません。本体に装着できればいいのですが、そのような工夫はありませんし、ストラップで本体にぶら下げておくようなこともできません。そうした意味でハードの作りにはやや甘い点が感じられます。このあたりはぜひとも改善してもらいたいところです。
実際の通信速度ですが、自宅からspeed.rbbtoday.comで計測したところ、下りが753kbps、上りが367kbpといったところ。決して超高速というわけには行きませんが、文章中心の通常のウェブ閲覧には大きな問題はないかと思います。私の場合、外でのウェブ閲覧にはFirefoxにアドオンとしてFlashの読み込みを抑制する「FlashBlock」と画像読み込みを抑制する「ImgLikeOpera」を組み込んで使っていますが、この場合はさらに問題なしです(^^; 1分10円という従量課金制が気になる人もいるかもしれませんが、一昔前のアナログモデムでの接続と同じ感覚でいれば大丈夫…って、その時代を知ってる人は今では少数派かな?(^^;
ともあれ、新しい規格が次々出てくる現状では、状況が落ち着いてくるまでこういう端末でしのぐのも手かと思います。