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マウス新調

去年6月にメインマシンを新調して以来、使ってきたマウス(ロジクール MX-400)ですが、使い始めて1年半で早くも側面のゴムが剥げてきました。

ボタンやホイールなど、機能的には問題ないんですが、持ったときの感触があまりに悪いので、思い切ってマウスを交換することにしました。
マウスといえば、もちろんロジクールマイクロソフトが両巨頭なわけですが、私はもっぱらロジクール派。特にマイクロソフトのは、ホイールにクリック感がない、俗に言う「ぬるぽホイール」が主流になって以降は個人的にどうも受け付けません。というわけで、ロジクールの製品から選ぶことになるわけですが、前と同じ製品を買うのも芸がない。というわけで俎上に上ったのがこの9月に発表された「MX-1100」。価格が下がってきている「MX Revolution」とどちらにしようかチラッと迷ったのですが、側面にあるサムホイールがかえって邪魔&ほとんど使わなさそう、ホイールのクリック感を自動的に切り替える機構が逆にイライラしそう、また充電式なのでバッテリーがへばったらアウトといった点から、結局、当初の予定通りMX-1100を購入しました。



MX-400とのサイズ比較ですが、案の定というかなんというか、MX-1100はかなり大きくて高さもあります。私の場合、手が比較的大きく、マウスの持ち方もがっつり深く握りこむ典型的な「かぶせ持ち」なのであまり気になりませんでしたが、この辺はかなり個人差があるところなので、もし購入を検討されている方は実際に触ってみることを強くお勧めします。
さてMX-1100の場合、大きさもさることながら、その重量が大きな問題だったりします。これまで使っていたMX-400がコード込みで138g、MX Revolutionでさえ147gであるのに対し、MX-1100は乾電池なしの状態で130g、単三アルカリ乾電池(約23.5g)2本を入れると180gほどにもなります。ここまでくるとさすがに重すぎて、腕が疲れてしまいます。
というわけで、電池をなんとかして軽量化することに。MX-1100は電池1本でも動くので、単三電池1本で運用してもいいのですが、個人的にはそれでも重く感じたのでヨドバシのポイントでこんなものを購入。

単四電池を単三電池サイズに変換するアダプターです。2個セットで241円。これを単四アルカリ乾電池(約11.4g)に装着して、MX-1100に1本だけセット。アダプターの1個あたりの重さは5g程度なので、これでマウスの重さは130+11.4+5=146.4gとなり、ようやくMX Revolution並になります。やっぱり、せめてこのくらいの重さでないと…( ̄w ̄;ゞ もちろん、駆動時間は短くなりますが、無理して重いまま使い続けるよりはいいでしょう。
ちなみに、アルカリ乾電池の代わりにリチウム電池を使えばもっと軽くできる(おおよそ2/3程度らしい)んですが、値段がアルカリ乾電池の4〜5倍ほどもするので、さすがにコストパフォーマンスが悪すぎかと。入手性もあまりよくありませんし。
具体的な使用感ですが、ホイールの感触を手動で明示的に切り替える方法は分かりやすくていいです。切り替えるのもホイール手前のボタンを押すだけですので簡単。このボタンは従来検索ボタンとして機能することが多かったのですが、私の場合、もし検索ボタンがあってもそうした使い方はしなさそうなので、ここに切替ボタンを配置したというのは歓迎できます。
また、スカート部にある「ステルス・サムボタン」ですが、なるほど、慣れればこれはこれで便利そうです。デフォルトの状態ではこのボタン、「ドキュメントフリップ」(Vistaの場合はあの「フリップ3D」が起動)に割り当てられているんですが、使用頻度が低そうなのでウィンドウのクローズに割り当てました。ちなみにこのボタン、あちこちのユーザーレビューを見るとうまく動作しないなど、「あたりはずれ」が少なからずあるようですが、少なくとも私の買った個体は問題ありませんでした。
さて、あとはこのマウス、どのくらいの耐久性があるかですね。MX-400みたいに1年半で外装が剥げっちょろげてしまうようでは困るなぁ…( ̄w ̄;ゞ