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アニメ第1話感想

先日先々日のエントリーのさらに続き。地上波のはこれで大体一巡したかな?

ワンナウツ

いきなり冒頭からの長大な説明ナレーションの連続にめげる。例えば児島弘道の実績を言いたいなら、取材に来た記者や、観客の2〜3人も登場させて「今年もまたタイトル取るかねぇ」「あれでチームがなんで優勝できないんだか」くらいの会話を入れれば十分無理なく説明できるはずなのに、安易にナレーションに頼る姿勢がよく分からんです。
極めつけは、渡久地東亜と中根との対決のくだり。ちょ、そこの心理戦をナレーションで説明してしまってはダメでしょ!(;´Д`) 心理戦が一番のウリのはずなのに…。ギャグのどこがどう面白かったかを説明してしまうのと一緒で、ナンセンス&興醒めもいいところ。演出力の貧困さを全力で誇示されてもねぇ…( ̄w ̄;ゞ
オープニングも、主人公の半裸をやたらと見せつけていて、このアニメのターゲットは(掲載誌からしても)おそらく男性だろうにちぐはぐな感じ。
作画などはそう悪くないものの、演出がこうもグダグダでは…。もう1話くらい様子を見てみてもいいけど、非現実的な野球の描写も含めてかなり肌に合わなさそうな感じ。基本的には視聴ストップの方向かな。

魍魎の匣

人気の京極夏彦作品のアニメ化ということで話題になっていた作品ですが、CLAMPデザイン原案のキャラクターが妖しくも美しく動き、かなりのクオリティ。耽美的な百合描写もあいまって、なかなかの雰囲気です。まだまだ主要キャラはほとんど出てきていませんし、ミステリーの序盤も序盤ということで謎は多いですが、楽しみに見られそう。文句なく視聴継続。