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自然分補給

職探し中ということもあって、家の中にこもりがちでしたので、気分転換も兼ねて2ヶ月ぶりにいつもの「新治市民の森」へ。

コースの入り口付近、田んぼの脇には立派なヤマユリが。早速、夏の野山の雰囲気です。もっとも、あたりにはこの株以外にもう一株しかありませんでしたので、もしかしたら誰かが植えたものかもしれません。

ユリの仲間といえば、田んぼのあぜにはキツネノカミソリも咲いていました。これはこれで、清楚な感じでとてもきれいです。
今回は真夏ということで、トンボが目的の1つだったんですが…

歩き始めて早々、オニヤンマに遭遇。幸先のよいスタートです。

こちらはハグロトンボ。近づくとフワフワと飛んでいってしまうので、意外と撮影に苦労しました。


定番のシオカラトンボとオオシオカラトンボ。ただ、どちらもオスはウヨウヨいるのに、メス(いわゆるムギワラトンボ)はとんと見かけませんでした。茶色っぽくて目立たないので見落としているだけかもしれませんが。


コース途中の池には、頭の先から尻尾の先まで真っ赤なトンボが。これだけ赤いトンボというと、ショウジョウトンボが真っ先に思い浮かびますが、足が黒いことからすると、ネキトンボのようです(ショウジョウトンボは足も赤)。「いるところにはいるけれど、いないところにはいない」という、分布の比較的狭いトンボですので、ここで見られたのはラッキーでした。もっとも、最近はじわじわと分布を広げてはいるようです。*1
この他、コシアキトンボなども見かけましたが、じっくり探せばまだまだ多くの種類がいそうです。

ネキトンボを撮影中、足元に立派なカナヘビが。子供のころは私の家の近くでもよく見かけたものですが…。ともあれ、今回も収穫に恵まれてたっぷり英気を養うことができました。
ところで、森の道端には↓こんなものも。

ツクツクボウシですね。まだ鳴いてこそいませんでしたが、もう8月に入ったわけですから、出てきても不思議ではない時期ではあります。この夏も、あっという間に過ぎていきそうです。

*1:しかし、こういう写真を撮ろうと思うと、被写体までの距離があるだけに100mmマクロでは限度がありますね。やっぱり200〜300mmクラスの望遠も欲しいなぁ…