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アニメ・漫画・ゲームも「準児童ポルノ」として違法化訴えるキャンペーン

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/11/news097.html
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/03/11/18755.html
昨年10月25日のエントリーでもこの手の話題に触れましたが…いや、ホント勘弁してほしいです、これは。自分の趣味や嗜好がどうこう言う話ではなくて、「表現の自由」の広範な規制につながる「蟻の一穴」になりかねない話ですので*1。しかも、ホンモノの「児童ポルノ」と違って、被害者の存在しないものを取り締まって、いったいどんな社会的利益があるというのでしょうか?別件逮捕に利用することのできる手段が増える警察が喜ぶだけだと思うのですが…。
また、権威に弱く、良くも悪くも規範意識の高い日本人のこと、もしこれが違法化されれば、現在そうしたコンテンツを取り扱っている企業や大手団体は萎縮して、リスク回避と称して過剰な自主規制に走ることは目に見えているわけで…( ̄_ ̄;ゞ これがすんなり成立して、実際に取締りが行われるようなら、同人活動によって底辺を支えられてきた日本のコンテンツ産業は、もうダメかもしれません。

*1:この話のタチが悪いのは、表立って反対の声をあげにくいポルノが対象になっている点と、例によって違法と適法の線引きが困難という点ですね。成立した場合の萎縮効果は相当なものだと思います。