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マクロレンズがほしい

先週、マクロレンズがほしいという話をしましたが、今日、実際の使用感などを確認すべく、横浜のヨドバシであれこれ触ってきました。
ペンタックスからは現在、マクロレンズとして「D FAマクロ 50mm F2.8」と「D FAマクロ 100mm F2.8」の2つが発売されています。買うとすればこのどちらかということになるんですが、問題はどちらがよいか?ということ。自分の場合、マクロ撮影の被写体は昆虫が結構多いので、ワーキングディスタンスが取れる100mmの方がよさそうに思いますが、35mm換算だと焦点距離が1.5倍の150mm相当となってちょっと長すぎる感じ。ついでに価格も7万近くと結構いい値段します(^^;。一方の50mmは、ちょっとしたスナップにも使える汎用性がありそうですが、昆虫に逃げられないような距離から撮った場合、キットレンズの「DA 18-55mmF3.5-5.6AL」と大差ないような気も。両方買ってしまえば万事解決するんでしょうけど、さすがに財布がちょっと…(^^;;;
そうしたことを考えると、70mmくらいのレンズがあれば35mm換算で105mmとなってちょうどよさそうなんですが…って、シグマがまさに「MACRO 70mm F2.8 EX DG」を出してますね。ただ、難を言えばデカくて重い。「D FAマクロ 100mm F2.8」が最大径67.5mm、長さ80.5mm、重さ345gなのに対し、「MACRO 70mm F2.8 EX DG」は最大径76mm、長さ95mm、重さ525gもあります。フィールドで使う以上、コンパクトさも性能のうちですので、このことは考慮しておく必要がありそうです。
また、マクロといえば名玉との誉れ高いタムロンの「SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1」もありますが、残念ながらペンタックス用の同レンズでは、オートフォーカスとマニュアルフォーカスの切り替えがレンズだけではできないんですよね(本体側の設定切り替えも必要)。マクロの場合、ピントの微調整が必要な場合は少なくないですから、これでは却下せざるをえません。
というわけで、これらを頭に入れた上でカメラ売り場に。売り場でK10Dにあれこれレンズをつけたりはずしたりして散々悩んだ挙句…

結局、思い切って「D FAマクロ 100mm F2.8」を買ってしまいました(^^;。実際に店頭で触ってみると、「D FAマクロ 50mm F2.8」と「D FAマクロ 100mm F2.8」のワーキングディスタンスの違いは思った以上に大きいです。昆虫撮影メインなら「D FAマクロ 100mm F2.8」の方を選んだほうがよさそうです。まだ試し撮り程度しかしていませんが、シャープな描写、コッテリとしていながらくどすぎない色の乗り…と非常によい感じ。マクロ撮影以外でも活躍してくれそうです(^^)
それにしても、明るい中望遠レンズというのはクローズアップ感といい、背景のボケ具合といい、独特の雰囲気を持ってますね。ファインダーを覗いただけで思わずニヤけてしまいます( ̄▽ ̄)
(以下作例。文字のリンクをクリックすると実サイズの画像が出ます。最後の1枚は人物の顔の部分だけ処理をしています。)
http://tt.sakura.ne.jp/~hiropon/IMGP0641.JPG
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